人を信じるって、
よく知ってる人ならともかく、
それほどよく知らない人の場合、
ちょっと勇気がいりいますよね。
ひどい目に遭いたくないから、
用心して疑ってかかるということもあります。
でも人って実は、
こっちが信じた通りに表れるんですよ。
イヤな人だと思ったら、
あなたの前ではいつもイヤな人として表れる。
親切な人だと思ったら、
あなたの前では、やっぱり親切な人として表れる。
実は私、
コイツは全く当てにならない奴だと思っていた人がいたんです。
その人と一緒にいると、
いつもこっちが動かなきゃいけなくなる。
「もうちょっとやってよ！」
って言うと、
言われたときにちょこっとやるだけ。
まったくもう～～～～
ってブチ切れそうになることが多かったんです。
だけど、あるとき、
それってこっちの思い込みかも知れないって思いました。
この人だって本当はやさしいところもあるし、
動いてくれるところもあるはず。
それをこっちが勝手に役立たずって決めつけていたから、
役立たずな人として、表れていただけかもなあって。
なんかちょっと悪かったなあって気もしたりして……。
この人だってよく気の付くやさしい人で、
お願いすればちゃんと動いてくれるって信じることにしました。
そしたらね、
その人……全然違う表れ方をするようになったんですよ！
私よりももっと動いてくれて、
もっと先回りした気遣いしてくれるようになり、
別人のようになりました。
もうね、めちゃくちゃ助けられたの。
今は自分史上最高に仲良くなりましたよ。
だからね、
自分が相手をどこまで信じるかなんだよね。
信じるっていうのは、
表面的なものじゃなくて、
潜在意識まで刺さるほど深く何かを思うこと。
強く深く思うってことです。
今日もね、
ウォークインクローゼットの修繕工事に入ってもらっているんだけど、正直言ってね、最初にパーが外れた状態を見たときは、
この造りはちょっといい加減な造りだったんじゃないかって気がしたんです。
「手抜き大工」っていう文字が頭をかすめた。
だけど、今まではどうか知らないけど、
今日の工事に関しては、
大工さんは誠意をもってしっかりやってくれるって信頼しようって決めたんです。
そしたらね、
大工さんは、やっぱり信頼したその通りに表れました。
さっき後ろ側のステンレスバーを通してくれたんですが、
前に使っていた木のバーと同じ高さに取り付けたら、
バーが太くなったぶん、ちょっとハンガーがかけづらいくなってしまったんです。
黙ってやってしまえば、それでも済んだかもしれません。
まあちょっとかけづらいけど、かけられないこともないからね。
でもちゃんと自己申告してくれて、
やっぱりこれだと使いづらくなるから、
もうちょっと使いやすい位置に下げますって言ってくれました。
そして
写真には写っていませんでしたが、
実は反対側にももう一本バーが通っているんですが、
そのバーもステンレス製に取り換えた方がいいですよねって言ってくれて、今部材を取りに行っています。
やっぱり人は信頼したその通りに表れる。
あなたにとってイヤな人は、
本当にイヤな人なのではなく、
イヤな人だというあなたの思い込みをただ表しているだけかもしれません。
あなたはその人がどういう人としてあなたの前に表れてほしいですか？
相手をどう思うかによって、
どう表れるのかが実は決まっているのだとしたら、
相手を無理やり変えようとするよりも、
あなた自身の認識を変えた方が早い。
「すべてはひとつ」
それが宇宙の法則です。
極論すれば、
目の前のその人とあなたもひとつ。
自分が何を思うかによって、
外側に表れるものは、
それを反映するだけ。
外側にあるように見えるけど、
それはあなたの内側でもある。
だからうまくいかないんじゃないかって思うと、
うまくいかなくなる。
自分には才能があるって思うと、
宇宙の無限の宝庫にある才能の引き出しが開く。
信じる力恐るべし！
あなたは自分の信じる力を活用して、
この世界を創造できるともいえる。
あなたは自分の信じる力を、
どう使いますか？
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