多くの人は、「やりたいこと」を勘違いしている。

 

 

やりたいことっていうのは、

おしゃれなフレンチカフェのオーナーになることや、

人々を感動の渦に巻き込む講演者になることや、

読む人のハートがあったかくなる童話作家になることだと思ってきたかもしれないけど、

本当はそれ以前のことだったりするから。

 

 

そのもっともっと奥に、

切実な「やりたいこと」がある。

 

 

それはね、

「だって愛されたいもん、もっと」

っていうとっても切実な望み。

 

おしゃれなフレンチカフェのオーナーになって、

「すごいなあ、こんな店を経営できるなんて」

「ここに来ると、本当にくつろげます」

「スイーツのレベルが高いですよね」って言われるようになったら、

もっと人に愛されるんじゃないかって、

本当は心の底で思っていた。

 

でもひた隠しにした。

 

だってさ、

そんなこと正直に言ったらカッコ悪いじゃん。

 

だから人には、

「そうですね。私は人に本物のくつろぎの空間を提供したいんですよ。疲れた現代人には、そういうひとときって絶対に必要だと思いますから」って成熟した大人の発言を装ってみた。

 

そういうこと言っても、

結構バレない。

 

人は自分のことに精一杯で、

言葉の裏に隠されているものになんて、

大して興味を持たないから。

 

 

でもさ、

自分には嘘がつけない。

 

自分はどこかで分かっている。

「すごく愛されたい」

「できたら誰よりも愛されたい」

「一生愛されたい」

「私は愛されたいがためにいろんなことを頑張っているんだ」って、

わかっているんだけど、わからないふりをし続けている。

 

だから、スッキリしない。

 

やりたいこと探しても探しても、なんだかピンとこない。

これだ!って思って突き進んでも、

たとえそれがカタチになっても、

なんだか満たされなくて虚しい。

 

 

ねえ。

もうやめない?

 

 

「私は愛されたい」

「愛されたくてたまりません」

これが現段階の私のやりたいことですって認めませんか?

 

それが現在地ってやつなんですよ。

 

カッコいいことしようとしなくていい。

カッコいいこと言おうとしなくていい。

 

わかってる人のフリなんてしなくていい。

できる人になろうとしなくていい。

 

それより自分に正直になろう。

 

私は愛されたいんだってことを、

武器を全部放棄して、

無条件降伏して、

認めてしまおう。

 

何も悪くないよ。

何も愚かじゃないよ。

負けを認めるってことでもないよ。

それはむしろとても賢明なこと。

 

 

「そうか……。

そんなに愛されたかったんだね。

そのことを認められたら、とっても楽になれたよ」

 

それが本当の自己受容なんだと思います。

 

どんなにカッコ悪かろうと、

情けなかろうと、

自分の正直な気持ちを認めると、

人は力を取り戻す。

現在地がはっきりした分、

進む道を間違わなくなる。

 

その先に、

魂が本当に望んでいるライフワークが見えてくる。

 

先にライフワークを探そうとしても見つからなくて当然。

 

先に本心につながること。

そこを飛ばして次に行くことはできない。

 

 

特に疲れ切っている人は、

「愛されたい」もあるだろうけど、

それ以前に「寝たい」「休みたい」の場合もある。

それが一番やりたいことだって場合もある。

 

そういう時は寝る方が先。

休む方が先。

それをやらないでライフワーク見つけようとするとパンクする。

 

休むことも、寝ることも、

立派なやりたいこと。

恥じる必要はない。

そういう人はちゃんと休んで、ちゃんと寝てください。

 

 

「愛されたいんだな」ってことを心から受け入れると、

まず自分のことを愛せるようになり、

それを反映して、

人からも愛されるようになっていく。

 

この順序で行くと、

本当に満たされるようになる。

人のことも本当に愛せるようになっていく。

 

あなたは愛されたいですか?

 

正直になっていいんですよ。

 

 

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