どうして自分の願い事は叶わないのだろうと思ったことはありませんか?

私もね、そう思ったことが何度もあります。

 

私はこんなにも一生懸命やっているのに、どうしてこうもうまくいかないの。

どうしてこんなひどい目に遭うの。

 

そう思って天を恨み、買ったお守りに八つ当たりして、神社に捨てたりしたこともあります。

まあ、ひどい有様でしたよ(笑)

 

 

だけど今は、どうして願い事が叶わなかったのか、その根本的な理由が分かりました。

 

それはね、

一つには、その実現させたいと思っていることが、本当の望みじゃなかったからなんですよ。魂が望んでいることではなく、人から刷り込まれた幸せや成功の価値観に基づいたものだったから。

 

私も今はこういう仕事をしていますが、最初は大企業に勤めて、安定した暮らしをし、定年まで働けば幸せになれると思っていました。

そしてそれを目指していた。

仕事だけじゃありません。

世間一般で、こういう人が立派な人で、愛される人だと言われる人物を目指していました。ありのままで完全の真逆をいっていたわけですね(笑)

 

だから全然うまくいかない。

苦労することの方が多い。

 

これはね、本質的にはあなたの能力や性格の問題じゃないのよ。

本当の望みじゃないものを追いかけているから、宇宙が「そっちじゃないぞ~~~~。いい加減気づけ~~~」って、これ以上先に進めなくなるように壁を作っていたからなんですよ。

 

 

もう一つは、それが魂の望むことだったとしても、やり方や環境が魂の望むものではなかったからなんです。

 

この仕事を始める前の仕事でも、私にとっては「その人が持っている本当の力が発揮でき、誰もが自由で豊かに生きられるようになる」ということがテーマだったし、それにかかわる仕事をしていました。

 

でもやっぱりうまくいかない。

パワハラまで受けて、体も壊し、入院までした。

 

それは、そのテーマとなることを追究するための環境が自分に合っていなかったからなんですね。

ピラミッド組織の中でそのテーマを追究することは、私には合わなかった。それになのに無理して頑張ったから体も壊した。

斬新な発想で、思い立ったら即行動し、自分で責任取れるような環境に置かれた方が、「私の場合は」力を発揮できるんです。

 

そのことが後から分かった。

 

実際に退職して、フリーランスになって、自分がやりたいようにやってみたら、まるで手のひらを返したかのように、すべてがうまく回り出しましたから。

 

植物が生育するには、それにふさわしい土壌ってあるじゃないですか。

サボテンは、水をやりすぎたらだめでしょ。

それなのに水田に植えたら、腐っちゃうよね。

 

逆にイネは、最初のうちは水田に植えた方が生育する。

砂漠に植えたら芽を出す前に枯れるよね。

 

人間もそれと同じなんですよ。

自分に合った土壌に植えられたら、放っておいてもちゃんと芽が出て育つようにできているんですよ。

 

願い事が叶わないことに落胆してきたかもしれないけど、

そんなにガッカリすることもないんです。

 

それは、

あなたが目指していることが、あなたの魂の本当の望みじゃなくて、人から刷り込まれたものですよっていう宇宙からのお知らせであり、

その土壌はあなたに合っていませんよっていう宇宙からのお知らせなんですよ。

 

変な言い方かもしれないけど、うまくいかなくてよかったんです。

 

ということはさ、

何が魂の本当の望みなのかに気づけばいいわけでしょ。

 

仕事だけじゃない。

人間関係についても同じ。

自分は友達との関係に何を求めているのかって真剣に考えてみたことある?

何となく自分の周りに集まってくる人に対して、どう対応しようかとしか思ってないんじゃない?私はそうだったよ。

だけどね、私の魂が人間関係に求めていることは「これだ!」ってことがはっきりすると、そういう人とのつながりがちゃんと深まってくるんです。こういう人とつながりたかったって人とつながるように宇宙がちゃんとアレンジしてくれた。

だから今、人生で最高に気の合う人たちに恵まれています。

(それを知るために、最高に気の合わない人にも会ったけどね:笑)

 

だからね、魂の望みを知るということはとてもとても大事なことだと思った。

望みっていう言い方をしているけど、願いじゃないんだよ。

それは生まれ持った聖なる意志ともいえる。

「私は何のために生まれて来たのか」という聖なる意志を思い出すことが、魂の望みを知るということなんですよ。

天が割れてそこから光が差してくるような、

感動的で胸が熱くなる体験なんだよ。

 

人間になった瞬間に、みんな自分が何者だったか一旦忘れることになってるわけよ。

だから自分がまさか白鳥だとは思ってないわけ。

みにくいアヒルの子だと思ってるわけ。

そして白鳥なのに、必死でアヒルなろうとしたりするわけよ。

そしてアヒルのひなにバカにされたり、変な子って言われたりするわけ。

 

でもある日思い出すんだな。

あれっ!!アヒルじゃなかったって。

白鳥だったって。

そして大きな白い翼を広げて、高く飛翔するわけさ。

 

魂の望みを知るっていうことは、

「なんだよ!アヒル目指してたけど、白鳥だったんだ」

「白鳥でよかったんだ」って思い出すことなんですよ。

 

でもどうやったら、白鳥だったなんて思い出せるの?って思うよね。

それで前にもちょっと紹介したけど、

そのことをこの本を書いたの。

↑クリックすると、Amazonにジャンプするよ

・どうして魂の望みが分かるとうまくいくのか

・どうしたら他人の価値観という重荷を下せるのか

・さまざまな感情の奥を見ていくと、魂の本当の望みが見えてくるんだけど、どういう視点で感情の奥を見ればいいのか

・魂の望みがわかったら、それをどんな風に行動に移していけばいいのか

そういう話を網羅しました。

 

これが今一番私が伝えたいことなんですよ。

BRUTUSでも、そういう角度で巻頭の対談が組まれていて、そのシンクロぶりにビックリした。

この本もマガジンハウスさんから出るんだけど、全然示し合わせていないんですよ。本当にたまたまです。

 

 

 

たくさんの人が魂の本当の望みではないものを追い求め、うまくいかなくて葛藤し、苦しんでいる。

もうそんな呪縛から自由になってほしい。

それぞれの人がそれぞれの魂の望むように生きるだけでいい。

それはそんなに難しいことじゃないんですよ。

 

魂の望みをはっきりさせるために、どういう角度から見つめていけばいいのか、本の中に様々なキーワードを出しています。

 

本当は願い事なんてしなくていいんですよ。

「魂が本当はどうしたいのか」それを知るだけでいい。

それだけで、長い長い呪いが解けて、光が差してくる。

 

だからぜひこの本を活用してほしいんです。

 

発売は11月16日ですが、今日からamazonでも予約できます。

あなたに自由になってほしい。

あなたの魂の望みを生きてほしい。

「そして、なあ~~んだ、幸せって意外にカンタンだったんだね」って、笑ってもらえたら、こんなにうれしいことはないです。