やるならとことんやれ！

久しぶりの弘前です。

懐かしいです。

小さい頃、夏休みのたびに母の実家に遊びに行っていた頃を思い出します。

朝、少しだけホテルの周辺を散歩しました。空気のにおいが、あの頃と同じなんです。何ともいえない郷愁を感じます。

斎場まで乗ったタクシーの運転手さんの生粋の津軽弁を久しぶりに聞いたら、意味が分かりませんでした（笑）。

夜の間ずっと雨だったのですが、今朝は一転して晴れ渡り、岩木山から吹いてくる風がちょっと冷たいのが心地いいです。

津軽の町も人も好きです。たくさんの芸術家を生み出してきた歴史と文化のまち。そんな津軽の人らしい叔父でした。通夜に出て、本物のインテリだったなあと誇りに思いました。

そんな弘前の地でこのブログを更新しています。

少し、津軽の風を感じていただけるでしょうか

さて、昨日、決断に理由は要らないという話を書きました。

もちろん、今もそう思っています。でももうひとつ大事なことがあるのです。それは魂に一旦従ったら、四の五の言わないで、とことんやりぬくということです。

魂に従って決断するところまでは、誰でもやろうと思えばできます。でもせっかく始めたのに、最初はうまくいかないこともあります。収入もそんなに多くない時期もあるでしょう。

そのとき、自分の決断は間違っていたと撤退してしまう人の何と多いことか、、、。

私がまだ個人セッションをしていた時代に、お客様として来られていた方たちの中で、本当に自分のやりたいことでご飯が食べられるようになった人たちはみな、帰る橋を焼く覚悟で臨んでいました。

つまりもう後は無い。何としてもやるしかないのだという強い意志を持っていたということです。ちょっとくらいうまくいかないことがあっても諦めないで続ける。うまくいかないなら工夫に工夫を重ねる。勉強熱心で、自己研鑽のためなら、持ち出しが多くなってもお金をかけるときはかける。

こういう覚悟さえあれば、軌道に乗るまでの困難も越えていけます。

たくさんの人たちを見てきましたが、モノになった人たちは一様にそうでした。

ちょっとしたことで捨て鉢になるような人は、なかなかモノにならない、、、。

私が最初この仕事を始めたときの月収は３万でした。以前の記事に何度も書きましたが、３万でも万々歳だと思っていました。私の本当にやりたいことにお金を払ってくれる人がこの世に存在しているという事実だけでうれしかった。

カップヌードルの大安売りの時には、一個６８円くらいですから、仮に三食カップヌードルだったとしたら、一日２０４円です。１ヶ月食べても、わずか６１２０円。この３万だって、ご飯が食べられないこともないなあとまじめに思いました。それにもしもどうしてもお金が足りないときは、小田原名物のかまぼこの販売員のバイトをすればいい。自分はかまぼこ大好きだから、絶対他の人よりもたくさん売ることができるから、大丈夫だと思っていました。

だいたい、こんなに好きなことをして、時間がたっぷりある生活なんて大学を出て以来一度もなかった。朝起きて、海を見ながら散歩できる自由や、ピアノを弾いたり、好きな本をいくらでも読める自由は、ストレスまみれの高収入の生活とは引き換えにできない。自分はなんて幸せなのだろうと思っていました