あなたは冒険派か石橋派か

おはようございます。

今、シフトアドバンスに向かう東海道線の中です。ちょうど大船に到着しましたよ。

今日は楽しみにしていた読者交流会ですね。神としての自分とつながる体験や、自分を愛するワークなんかをして、皆さんと楽しく交流していきたいと思っています。ケータリングのランチも、おいしいものを選んだつもりです。

さて、昨日の記事で今やっている仕事を辞める前に、振り返っておいた方がいいことあるというお話をしました。別に勢いで辞めてもいいのかもしれないし、結局のところ、その人が本当にいいと思ったことをすればいいんですけれどもね。

だから辞めて次のステップに進んだときにさらに幸せになるために、参考にしてもいいポイントくらいに思っておいてください。

今日は、本当に好きなことをやって生活が成り立つのかという話です。

よく親や社会の先輩に、一般企業や公務員など（一見）安定した仕事に就かないと、幸せになれないと言われたりします。

「何コピーライターそんなもんになってお前なんかが成功できると思っているのか教師をやっていれば一生安泰だろうに、どうしてまたわざわざそんな無謀なことをするんだ」

私も教師を１年で辞めて、コピーライターを目差して上京すると言ったとき、父にそう言われました。

でもねえ、一般企業も公務員も、今は必ずしも安泰とは言えませんよね。最近は公務員だってリストラされる場合もあります。よくよく考えてみると、何をやったとしても確実に一生安泰だなんてことはありません。安泰の確率が高いと思えていることすらもどうなるか分からないのが今の時代です。ですからまずそういう先入観を捨てましょう。

さて、次に考えるべきことは、あなたは一体いくらあったら一ヶ月生活できるかということです。

今の家賃に、電気代、水道代、食費、税金、、、、。ちょっと待ってくださいよ。なぜ今の家を想定するのでしょうかもっと安い家賃のところに引っ越すことはできないでしょうか居候させてくれるところはないでしょうか税金だって、収入がなければ軽減措置がとられる場合もあります。（まあでも前年度の収入を元に計算されるので、ある程度決まってしまいますが、、、。）

つまり、今と同じ生活水準を満たすという発想ではなく、できるだけお金のかからない方法を考えて、その上で最低一体いくらあればいいかを考えてみるということです。

そう考えてみると、以外にお金が要らないことに気づきます。もしも大好きなことを仕事にして当初お金があまりなくても、意外に生活できないこともないんです。そのことを認識しましょう。

私は前の会社を辞めて、この仕事を始めたとき、最初の月収は３万円でした。月額に直すと１０００円。ご飯を食べるだけだとしたら、意外にやっていけないこともないなあと思いました。そして収入は３万円だったけれども、大好きなことを仕事にできた幸福感と、すべて自分が決めていいという自由と、好きなことができる有り余るほどの時間を考えると、お金以外に受け取ったものもとても大きかったです。

私の経験からいうと、多少収入が少なくても、できることを始めてしまった方が早く流れに乗れます。結局やってみればなんとかなるし、やっているうちに収入は増えていきます。なぜなら現場体験をすることになるので、こうしたらいいかもとか、ああした方がいいかもということも分かるようになるからです。自転車の乗り方をいくら本で勉強しても乗れませんが、実際に自転車に乗ってみれば、２，３日もすればコツが飲み込めて乗れるようになるのと同じです。

ということで、当初は意外になんとかなります。

、、、とここでちょっと質問です。

ここまで読んできて、あなたは意外に何となるかもなあと思われましたか

もしもそう思われた方は、たぶん勇気を持って好きなことを仕事にしてもやっていけるでしょう。なぜなら、あなたは楽観的で、ポジティブな可能性の方に意識をフォーカスできているからです。多少うまくいかないことがあっても、押しつぶされないで、じゃあ次はこの作戦でいってみるかと挑戦し直せるはずです。そしてそれらの試行錯誤を繰り返すうちに、とうとうブレイクにつながるアイディアがひらめき、いずれは軌道に乗って成功するでしょう。

逆にとてもじゃないけれど、そんなリスキーなことなんてできませんよ。３万だなんて、どう考えても少な過ぎる。と思われた方は、たぶん安全確実に徐々に徐々に離陸していかないとストレスに負けてしまうでしょう。そういう方は無理をしないで下さい。

大好きなことが軌道に乗るまでは、二足のわらじを履いて、生活費を稼ぐための別な仕事をしながら、徐々に大好きなことの比率を大きくしていき、目処がついた時点で一本立ちすればいいでしょう。ただ前者に比べて逃げ場が用意されている分覚悟が甘く、想像以上に時間がかかるし、ストレスも溜まるので、必ずしも確実な道でもないということを認識しておいてください。