忘れられない人は忘れなくてもいい

おはようございます。

毎日カ～ッと暑い日が続いていますね。熱中症になられる方も出ていらっしゃるようですが、皆さんはお元気ですか私は全くもって元気でございます。

うちのサロンには、シフトスクールのメンバーからもらったサンキャッティーが窓辺に飾ってあるんですが、それが朝日を浴びて部屋のあちこちに虹の珠を作り、すごく美しいです。

虹の色って、絵具や色鉛筆で描いた色よりも、もっと美しいですよね。生命が宿ってるような脈動感を感じます。そうやっていつも部屋を浄化してくれていることに、改めて感謝です。

さて、昨日から恋愛に関わることについて書いていますが、今日もその続きです。

最近寄せられたご相談の中に、「好きな人がどうしても忘れられなくて苦しい」というのが何件かありました。今日はそのことについてこのブログ上でまとめてお答えしていきたいと思います。

だいたいこういうお悩みを寄せられている方のほとんどは、かつてこの「好きな人」とお付き合いしていた場合が圧倒的に多いです。つまり、相手も自分のことを好きだったことがあるということです。もしもお付き合いしていないとしても、自分からすれば脈が全くないとは思えない、好意的な対応を相手がしてくれているということの方が多いでしょうね。

だからどこかで期待をしてしまう。もしかすると以前のような関係に戻れるかもしれない。もしかするとやりようによっては、相手も自分に振り向いてくれるんじゃないか、、、と思ってしまっているわけです。ところが自分の思ったように事が進展しない。相手からは全然連絡が来なかったり、あるいは会ってはくれても、進展していかない。自分が望んでいるあと一歩が来ない。

（そういう意味じゃ、お相手の方もちょっと罪つくりですよね。もしももう全然その気がないなら、もっと明確に断ってくれた方がいいかもしれませんよね。自分は傷つきたいくないという理由から、自然消滅を狙っていたりされると困っちゃいますよね。）

相手に自分の望むように行動してほしいけれども、相手には相手の意志があって、どうにもならない。こちらからアプローチしてみても、イマイチ。

さてここで問題です。苦しくなる理由がここにあるんですが、それは何でしょう

そうです。主導権を相手に明け渡している。「その人が自分を愛さない限り、自分は幸せになれない」と思っているんです。しかもそこに人生の相当のエネルギーを費やしてしまい、他のことにエネルギーが回らない状態になっています。だから苦しいのは当然です。

相手が自分の望むように行動してくれない限り、自分が幸せになれないんだとしたら、待って待って待ちくたびれて、ぜいぜいしてくる。その呪縛から逃れられない感じになってくるんです。

私は忘れられない人がいてもいいと思います。ずっと好きでもいいと思う。もしもその先に誰か別な人が現れて、その人と結婚してしまっても、人生の中で本当に愛してやまない人が他にいてもいいと思います。

それだけ夢中になれて、尊敬できて、ときめいて、大好きになれる人にこの人生で出会ったことは最高の幸運です。

でも苦しくなるのは、「愛する」ということよりも「愛されたい」というところに軸が移ってしまっているからです。

あなたは「私はその人を愛している」ということに集中すればいい。その意志のみをしっかり持って、相手が自分を愛そうが愛すまいが、びくともせずに愛し続ければいい。そしてどんどん愛によって強くなっていけばいいんです。

「愛されたい」という執着に翻弄されそうになったら、神としての自分に聞いてください。「私はその人を愛しているのだろうか」と。あなたに決められることは、「愛するかどうか」―それだけです。相手が愛するかどうかは相手の自由意志です。しっかりとその境界線を認識しましょう。

何が起こっても変わらず愛せるようになると、あなたはもう人から愛されないと幸せになれないという幻想を打ち破れるようになります。

自分の中にある崇高な愛に目覚めましょう。

執着は愛のように見えますが、真実の愛ではありません。自分だけでなく相手をも時空を超えて縛ります。縛られた相手はますますあなたを遠ざけたいと思うでしょう。そんなの嫌でしょう

何度も言いますが、愛してほしいと思う前に、「自分はたとえ相手が自分を愛さなくても、この人を愛する覚悟があるのか」そのことを問うてください。その覚悟が決まれば最強です。あなたは無条件の愛を発露させることで、ますます愛にあふれた人として輝くでしょう。ますます魅力的で、幸せ体質になるでしょう。そして自分自身の完全性を取り戻して、昨日の記事にも書いたように、あなたにふさわしい神聖なパートナーを受け取れる状態になっていきます。