　不安というお化け退治の方法（その１）

おはようございます

皆さん、新しい年から１ヶ月弱経ちましたが、

その後いかがお過ごしですか

すでに定めた目標に向かって、具体的行動を起こされていらっしゃる方も多いと思います。

自分の人生に新しい展開があるとき、たとえそれがやりたかったことだとしても、誰しも不安になることってあると思います。今日はその不安にとらわれない方法について、お話ししようと思います。

まず不安とは何なのか考えてみましょう。

不安とは、多くの場合、まだ起こっていないことの中で、起こる可能性のある危機的状況を事前に予測して、それに対応できる術がないのではないかと思う恐れです。

生活が苦しくなるんじゃないか。

みんなから見捨てられるんじゃないか。

ひとりぼっちになるんじゃないか。

失敗するんじゃないか。

お客さんなんて、来ないんじゃないか。

私には何もアイディアなんて浮かばないんじゃないか。

、、、、

ちょっとちょっと、待ってくださいよ。

まだ何もそんなこと起こってないでしょ。だからまず、

「こんなことはまだ起こっていない幻想なんだ」

と認識することが第一歩です。

はっきりいいますけど、大丈夫ですよ。

そんなこと。

そうは言っても、なかなかそう思えないという方もいらっしゃると思うので、もうちょっと詳しく見ていきましょう。

あなたが不安になる大きな理由の一つ目は、ちゃんと不安を手に取って見てみないからです。

不安というお化けは、よくできていて、できるだけ姿をはっきり見られないように、働きかけるんです。

直径２ｃｍの球でも、光源の近くに置いて、ずーっと向こうの壁に映し出すと、その影は直径１ｍくらいに見えたりするでしょ。

でもそれって幻でしょう。それと同じなんですよ。

ヤツはそういうことを利用して、あなたにあたかも対応できないかのような恐れを抱かせているだけです。

大きな幻影を自分のように見せかけて、

「目の前に来るなあ」とあなたが遠ざければ遠ざけるほど、大きくなって、

「へっへっへ～怖いだろう食べちゃうぞう」と脅かしているだけです。

ところがちゃんと目の前に引っ張り出されると、意外に小っちゃくてかわいいもんなんです。

「なんだお前、お化けかと思ってたら、２cmの小っちゃい球じゃん。転がして遊んじゃうぞ」

そんなもんなんですって。

たとえば、生活が苦しくなるのでは、、と思うなら、

最低いくらあれば生きていけるのか、計算してみる。すると意外に大して稼がなくてもやっていけることが分かります。

やりたくないことをやっていくらお金を稼いでも、毎日辛い時間だけが過ぎていって、お金を稼いだところで、虚しいし、その辛い気持ちを紛らわすために、無駄にお金がかかっていたことに気づきます。だから当初の収入としては減るかもしれませんが、ゆったりできる時間という、お金では換算できない大きな幸せがそこにはあることにも気づいて下さい。

もしも、その最低限のお金をすぐに稼げなくても、やろうと思えばいくらでもバイトはあって、あなたのように前向きで、明るい人なら、雇いたいというところはいくらでもあるでしょう。

人は会ってみて魅かれる人を採用したいものです。明るくてにこにこしている人と、みんな一緒に仕事したいと思っています。あなたが軽やかな気持ちで面接に行けば、結構勝率は高いでしょう。

みんなに見捨てられるんじゃないかと思うなら、

あなたのように、やりたいことに向かって挑戦してる人に自分から声をかけてください。そういう人じゃなくても、あなたと波長が合いそうな人に、自分から声をかければいいんです。

お茶する約束をしてもいいし、メールしてもいい。電話してもいい、アプローチ方法は無数にあります。やればいいだけです。あまり感触がよくなかったら、次の人を探せばいいのです。

自分にはそんな人は誰もいないよ～と思うなら、大天使ミカエルでも聖母マリアでも、好きな光の存在に「私を励まして下さい」とお願いしてください。

必ずサポートしてくれます。声も姿も見えなくても、彼らは人をサポートすることが喜びですから、必ず何らかのサインをくれるでしょう。あなたは一人なんかじゃありませんよ、と。

失敗するんじゃないかと思うなら、

逆にうまくいくんじゃないかという可能性を全部挙げる。自分が考えていることがいかに人に役に立ち、喜んでもらえることなのか。感動のあまり涙が出るほどにそのことを思う。

自分は何のためにこの新しいことを始めたいのか、趣意書のようなものをしっかり書く。

たとえばパン屋さんになりたいなら、

「私はいい素材だけを厳選し、天然酵母をつかった美味しパンを作ります。一人暮らしをして寂しい思いをしている人も、そのパンを食べたらたちまち心がホカホカになってしまうくらい、愛を込めて作ります。お店に来られるお客様には、私がパンを通じて愛を手渡しているんだと思って応対します。私のパンを食べた人はみんな幸せになります。私はそういうパン屋さんになります」