8/18,19の土曜日と日曜日は、久しぶりにゆっくりと過ごす事ができました。
今度また出版を予定している本の原稿もようやく送り（締め切りがオリンピックと重なったのでちょっと大変でした）、近くの病院の当直もなかったので、どこか一泊旅行に出かけようと思っていたのですが・・・
土曜日は、昼までの診療が終わった後から宮崎まで出かけ、映画を２つ視ました。「アベンジャーズ」と「プロメテウス」。痛快なヒーローものとシリアスなSFもの、どちらも面白かったです。やはり家の中でテレビをみるよりは、映画に出かけていくと気分も晴れますね。みんなで映画館の文化を守りましょう。
ただ、３Dの連続は目が疲れます。
日曜日は、自宅の縁側からぼんやりと海の方を眺めてのんびりしていました。もう14年も飼っている猫がずっと離れようとしないので、たまには相手をしてやろうかと考えて、どこにも出かけずに家で過ごしたのです。うちの猫は人の隣で、ゴロゴロしているのが一番好きなようです。満足そうに縁側に寝そべっていました。
この日は風も涼しく、まさに晩夏といった気候。日陰のベランダから遠くを見ていると、入道雲の形が刻一刻と変化して、海の色も明るくなったり暗くなったり。小鳥や蝉の鳴き声、風になびく枝、こんなに身近にあるのに普段は素通ししている自然の中で過ごす時間が、蓄積していた疲労をすっかり取ってくれました。
それからも、おいしい梨をかじりながらアガサクリスティーの推理小説を屋外で読むという贅沢。身体も心も喜んでいました。きっと健康にはこんな時間が大切なのでしょう。