高校時代、バイト代は全て洋服に注ぎ込むまでの洋服好きだった彼は、スタイリストになりたいと夢を抱くようになり、ギリギリで推薦をもらい東京の服飾専門学校へ進学。
自分の好きなことを学ぶ学校での充実感は思った以上に溢れ出ていた。
毎日課題に終われバイトもろくにできない環境のなか、彼には想いをよせる女の子がいた。
1年のときに同じクラスで、ファッションショーのモデルに同じく選抜された長身の女の子だ。
2年にあがり別々のクラスになったものの、1年の時の友達で集まることが多かったので、彼女と過ごす時間は日に日に増えていった。
2年の冬、海外研修と称してロンドンとパリに感性を磨きにいくといった学校行事があった(実費のため希望者のみ)。
彼は仲が良かった友達と共に応募、そのとき一方ではその彼女も仲のいい友達と応募していた。
班編成は学校側がランダムに決めるため、お任せ状態だった。
班発表の日、奇跡がおきた。
その彼女と僕が同じ班に組まれたのだった。
友達含め4人の班、テンションが上がった。
出発当日、一緒に成田まで向かうため高速バス停での待ち合わせ、早朝のため頭が回らない。
ただ、気分は最高潮だった。
無事にパリに着き、共に行動する4人。
シャンゼリゼ通りのカフェでランチ、本場のヴィトンやディオールでの買い物。
全てが幸せだった。
研修旅行も終わりに近づき、部屋に4人が集まり飲んでいたとき、なぜか彼と彼女、彼女の友達と彼の友達で部屋を別れて寝ることになり(なんでそうなったかはもう覚えていたいが)、2人で話していた。
日本に戻ったらもうクリスマスのシーズンだっただめ、彼は思い切ってクリスマスにディズニーランドに誘った。
彼女はハニカミながらもOK、クリスマスデートが決まった。
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