少し前になりますが、よくニュースに出ていて
問題にもなっていた「孤独死」。
私だけでなく、多くの人が言っていたので
やっぱり、そうだよね、と思ったんですが。
「孤独死の一体、どこが悪い?」
死ぬときに必ず誰かが横にいないと
いけないのだろうか?
自分がいざ、死ぬときになったらどう思うか
孤独死でいいじゃない、と言えいるかどうかも
わかりませんが、
ひとりでいると、
そういった、まだ実際には起こってもいない事で
孤独になることへの恐怖心みたいなものも
確かに出てきます。
こちらは、「ECTON X SGIZO」の本の中の二人の会話から
孤独に関して・・・
P.053
ECTON 真実を言いましょう。
私の見る限りですが、あなたは独りなのです。
自分の中に一緒に生きている誰かなど存在しません。
自分が何を考えているか、十分にわかる人は
自分以外には存在しないのです。
そして、SGIZOさんが深く何を感じているのかがわかる人も
存在しません。ですから
「SUGIZOさんのことをよく知っている」という人がいても、
それはZUGIZOさんのごく一部を知っているにすぎないのです。
彼らは彼らで自分自身の現実を生きるのにいそがしいわけですから、
SUGIZOさんといつも一緒にいて、
SUGIZOさんが感じている事や考えていることを、
ともに追い続ける訳にはいきません。
この
「人は誰でもひとりである」
という真実を受け入れ、認める事ができると、
独りであることが孤独であることと
同じであるかのように感じてしまう傾向を和らげることができます。
つまり、孤独感というのは、
この真実を否定したときに感じる物なのです。
SUGIZO なるほど
E 他にもいくつかポイントがあります。
この世界を訪れる前にあなたが選択したご自分の役割は、
決してこの世界で周りに合わせていきることではありません。
それは自分自身を生きる事だったのです。
それが、あながた宇宙と交わした、いわゆる約束なのです。
S いまの自分自身を生きる、というのは
全ての人に対して当てはまる話ではなく、
僕の個人的な約束ですね?
E そうです。SUGIZOさん個人が自分で選択した事です。
しかし、この世界を訪れ子供時代を過ごしている時、周囲を見て
出来るだけ自分も周りの子供達と合わせようとしたのは、もちろん自然なことです。
ただし、周りに合わせて生きるということは、
SUGIZOさんが成長していく過程の中で、
大きな目的の一部ではありません。
そう言ったことから、自分が周りから誤解されているのではないかという違和感が始まったのです。
実際、誤解されただけではなく、
いじめや虐待に遭ったかのように感じた事もあったでしょう。
S ありました。
E 子供たちは残酷な側面をもっています。
そして、その中の荷物をSUGIZOさんは、まだ持っているようです。
それが、現在の孤独感に関係している部分です。
しかし、大人としての視点から、
自分自身は一人で存在しているのだということを、
安らぎをもって認め、
それに折り合いをつけていくことが出来たならば、
今お話になっていた孤独感の全体像は大きく変化していくでしょう。
*************************
以前に私が祖母に関してECTONに質問した時に
https://ameblo.jp/lifepath/entry-12305338461.html
「祖母は、その在り方や役割という境界の中で、十分に役割を果たし
満足な人生だった、」
というECTONのコメントを紹介しましたが
彼女は、祖父や家族のために生きる事がその役割だったのか、
それぞれ違った役割を持っていて。その役割を果たす事で
満足感や幸せ、達成感を感じられるのかもしれません。
違っている事を認めながら、一緒に生きていくのが家族
と思うと、一番身近で大きなテーマになってきます。
今日、たまたまテレビでTEDを見ていたのですが、
個人の問題から国や宗教、男女間、親子まで
お互いの違いをどこまで、尊重できるのか
批判せずに理解しようとしているか・・・
目の前にある事の、普通ですが人生のテーマです。
ライフパスカウンセリング
体験講座、日程などは、HP↑ をご覧ください
個人コース、個人セッションなども直接お問い合わせください。