今日は直観活用法6回コース第2回目。
質問して答えを出す、という事の面白さも6回を通じて知っていただきたい事と、そのための質問を自分の生活の中からどう作っていくか?
そんな所を6回を通じてテーマにしています。
参加者の方から
「自分が家族の中で、こんな感覚を共有していたんだ、って気づきました。」
という感想をいただきました。家族の中で代々続いている質って
やっぱりあって、そのまま残しておきたいもの、もう自分の時で終わりにしようと思う質もあって、気づけば、それだけで自由に変えられます。当然なんですが、小さい時から、ずっとそこに居続けると、意識出来ない事も沢山あるように思います。
本「エクトン」から引用です。
ワークショップの会話がそのまま掲載されていますが
一人の女性が外国旅行をしたこと、両親との問題がずっと気になっている事などで質問している事に関する応対です。
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何年もの間、ある物事に関して、特定の感じ方が続いた場合、別の感じ方に変化するのは少し時間がかかる場合があります。
一番変化しやすい状況は、今まで慣れ親しんだ状況から一歩外に出て、新しい環境に身を置くことです。
そのような理由もあって最近日本人の人々がこれほど外国に旅行をするのです。
外国を旅行すると、違った経験をすることで、自分の現実はこうであるとか、自分は誰である、という固定観念から解放されて違った物事の受け取り方をする機会が得られます。慣れ親しんだ環境を離れる時
そこから逃げるのではありません。新しい場所での経験をもとの生活で使えるようにしているのです。
人によっては結婚していながら、他の人と恋に落ちるという経験を通して自分の慣れ親しんだ状況から一歩出て、拡大しようとする人もあります。
新しい仕事をすることで欲求を満たす人もいます。
拡大がどんな形をとろうと人類のもっとも深い欲求です。
覚えておいてください。
あなたは特定の方法で育てられました。
育つ過程で自由とは何か、教えてくれる人がいませんでした。
自分自身で学ばなければなりません。
自由は闘って勝ち取るものではない、ということはわかっていますね。
自由を感じる事を自分に許すことから自由はやってきます。
闘う必要はありません。
もちろん、退屈しないために戦い続けたければ話は別です
自分をワクワクさせるために戦い続けるのも必要ありません。
でも、あなたは自由を得るために必ずしも、闘う必要はないと理解しています。
自分にやさしくしてください。
あなたは、ゆっくりではありますが、自分にとっては役に立たない観念と自分を切り離しています。
でも、子供の頃から受けた教育を全部トレイに投げすてることはしないでください。そのなかにも美しい物があります。
お互いに協力したり、わかちあうことです。
どこに行ってもあなたはいつも自分と一緒です。どこにいようと自分がいます。逃れることはできません。
でも、そんなことを聞いたら、ビックリする人がいるかもしれません。
個人としての責任をとるというのは、そういう事なのです。
妻から「逃げる!」ことはできません。
仕事から逃げることはできません。
両親から逃げることはできません。
もちろん「逃げたフリ」をすることはできます。
でも「逃げる」というバイブレーションがあなたに残っている限り、雲が後ろから追いかけてくるよように、何らかの形であなたの元にやってきます。
自分にやさしくしてあげてください。
前半にこんなことを言ったのを覚えているでしょうか。
なにかから逃れようとするのでなく、自分の望む新しい状態に移動しよとするときに、望むものをえることができると。
あなたは自分の自由に向かってすでに動きました。
だから焦らずに。P.111
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1991年初版ですので随分古いですが、今は外国旅行をする人は
減っている位なので、ずいぶん事情は変わっていますが、家族や
自分のテーマは、いつの時代も不変ですね。
ちょうど、今日話していたテーマにピッタリだったし、誰にでも当てはまるかと思い、あげておきます。
もう絶版になってしまった本ですが、エクトンのチャネラー、リチャード・ラビン氏のHPで直接無料でダウンロードして読めます。
こちらにHPの左下です。 http://www.richardlavin.com/
「光と影」というテーマで
直観活用法コースを今までに何度もしてきたのですが
影からは逃げるよりは、向き合ってしまうと新しい展開になってきます。
明日は
直観活用法3回コース第3回 人生の目的です。
ライフパスカウンセリング