子供を鬱(うつ)にしない方法 | 元帰国子女・元小児科医・現看護師のノホホン生活@North Carolina

元帰国子女・元小児科医・現看護師のノホホン生活@North Carolina

日本で生まれ、6歳から21歳までロスで生活するも、日本で医者になる!と決め、帰国。小児科医として働き、旦那さんと出会い、アメリカに戻る。子供二人に恵まれ、2012年の秋から看護学生になり、現在は小児科クリニックでナースマネージャーしてます!

ずっと前からこのテーマについて書きたかったんだけど、もうここ最近本当に我がクリニックに来るティーネージャーは8割以上鬱な子がいてもう我慢出来なくて書く事にしました。

わかるよ、コロナで学校へ行けなくて友達と会えなかった期間がある。

けどこれだけでは決してない。

私は自分の将来の子育ても見立て(幸い我が子たちはまだティーネージャーではない。太郎は来年から)、こう言った患者さんが来ると必ず彼等のカルテを熟読します。

そこでわかった事はこの数点。

鬱になるようなティーネージャーはアクティビティーを全くやってない。

なんでもいいのよ、アクティビティなんて。

スポーツでも良い、楽器でも良い、ボランティアクラブや趣味のクラブでも良い。

これらをなんにもやってない。

私は学校以外に一つでも所属出来る何かグループがあるのがとても大事だと思います。そうすると学校の友達とうまく行かなくても逃げ場がある。

次は携帯を使いすぎ。

こう言った子たちは常に携帯を見てます。

バイタル取ろうとするときも携帯を話そうとしないのでかーちゃんは注意します。

携帯で必ずこう言う子たちが見てるのはSSN。

そう言ったソーシャルメディアで周りの友達たちが自分のいない所でパーティやら楽しそうな事をしてるのを見て余計悲しくなる。

負のスパイラルです。

私はもしこう言う事が我が子たちに起こったなら携帯を取り上げるつもりです。

けど、誰もそんなことはしてません。

そして、親は

「子供は常に携帯を見てる」

と文句を言う。

そんなもん取りあげてしまえ!!

それか時間を制限しましょう。

親は決して子供の友達ではないのです。

しっかり子供の躾をしましょう。

そして3つ目。

彼等はやたらと睡眠不足である。

睡眠は子供にとって(いや、大人にとっても)一番大切なアクティビティです。

こう言った子たちの睡眠時間を見ると夜中2、3時まで起きてたりするのです。

その原因はもちろん携帯。

ティーネージャーは最低でも8-10時間の睡眠が必要なんです。

また言います。

携帯を取りあげてしまえ!!

我がクリニックのレジデントはこう言ったティーネージャーのメンタルの面もケアしなければいけないので本当に大変です。

けど、月に1回も会わないドクターに子供のメンタリティを託すのは到底無理です。

子供のメンタリティのテイクケアをするのは親の仕事。

最近ティーネージャーの自殺が悲しいほど増えてます。

CDCによりと2019年より1.5倍ティーネージャーの自殺が増えてるらしい。

同僚メディカルアシスタントの14歳の娘もつい最近

「もうこの地球にいたくない」

とこの前言いながら泣きじゃくれてたみたいです。

子供をいかに鬱にしないか。

これは親として真剣に考えなければいけないテーマだと思います。

かーちゃんも人ごとではないと思って勉強して行くつもりです。



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