「つたえたいこと」なPM6:30 | アナン何なん、アナンなん!?

アナン何なん、アナンなん!?

明治大学一年生...
現在「アナン」都内各所シンガーソングラーターとして活動中...



痛い風が髪をなびく こころが締め付けられていく
蹴飛ばす石は振り返らず 見えないとこまで 消えていく


電信柱に霜が降る さわると感覚 よみがえる
支えてもらったあの右手 確かに冷たい夜だった


涙を拭いたものだから 湿ったその手で握手をした
ほほがほてるのを感じたんだ なんていえばいいのわかんないな?


伝えたいことが多すぎて 伝わるかどうか怖くなる
頭の中のことばだけじゃ 本当は足りないと呟いた




ホットコーヒーを握りしめる それでも吐息は白くなる
月に照らされた吐息は ばらけて見えなくなっていく


点滅する青信号 渡ろうかやめようか悩んでると
肩にかかるあの左手 確かに冷たい夜だった


昔のことが漏れてくるんだ 口から出るもの泣けてくるんだ
そっとハンカチをかざしてくれのに あなたに何にも出来なくて


差しのべられてばかりの手を いつかは僕が差しのべたい
力はあなたほどじゃないと 言い訳ばかりの僕は言う




いろんなものを背負わせて 苦しい想いも させていて
それでも何にも出来ずに 自分が本当に 嫌いでした


僕は弱くてちいさいから ずっとあなたの手を握り
助けられてたことばかりを 謝る力くらいついたから


今度は僕が支えるんだ 僕らの場所を支えるんだ
それがあなたに伝えること 大丈夫小さな声呟いた

それでも震えた手をあなたは包む








・・・








伝えたいことって一回話したくらいじゃ伝わるわけないよね

伝えたいことをいくらまとめたところで話してみると一も言えずにね

結局落ち込んでしまう

次の日にすんごい落ち込んでしまう



「はいはい」ってバカにされるのが怖くなって、

んでだんだん独りになっていくんだろうな。



もっとわかりあいたいって思うと、距離って大切になってくると思う。

もっとわかりたい

もっともっとわかりあいたいって思うほどに

だんだん僕らの距離はすれ違っていって

気がつけば振り向かないと見えなくなっていて、背中ばかりをのぞかせる君がいるんだろう。



「好きだよ」の一言に、「愛してる」の一言に

その他大勢の言葉たちに

どれだけの重みを詰めようと、わかりあえないものがあるのはわかっている。






「結局は他人」







そんなのわかってるけど

だけどもっと近づきたいって思うよ。



逆にすべてが手に取るようにわかると話しても面白くないしな。



もっと繋がっていたい

ずっと繋がっていたい


でもその「想い」はだんだん「重い」になっていく



そんな心って不思議



心の平均台をよく落ちたりするんだろうな









でもまあ、100%のつながりってのはないかもしれないけど、

その比率をどんどん上げていくところに

人とのかかわり方の楽しさってのを見出せるのかな。










物理的な距離なんて関係ない

時間的な距離も関係ない



ただ、顔を合わせたときに相手が本当の笑顔を見せれるようになるまで、

その人の心を探り続けるんだろうな。
















アナン