今が就職活動のピークらしい。
何をもってピークとするのかはサッパリ分からないが、
ともかくピークということは、忙しくてゲロゲロ言ってる時期くらいの認識でいいだろう。
毎年、リクルートスーツで街を徘徊している学生たちを見ると、
「あーあんなこともあったねぇ。懐かしい懐かしい。」的な会話が出てくる。
僕自身も同じ状況を経験しているから、「本当だねぇ」なんて返したりしている。
でも実は、僕は就職活動をとっても見下ながらやっていた。
いかんせん先行きの見えない不安というものがあって、
どうしても本格的に身を入れる気にならなかったということが大きい。
今思えば、「たいして力入れてなかったから、まぁそんなに大変じゃなかったよ」
的な武勇伝を後輩に語るためだったかもしれない。
うすっぺらい人間だと思われるかもしれないけど、今でも多少そういうところが
あるもんで仕方がない。
必死にESを書く勉強をしたり、面接対策をしたり、テスト勉強をしたり・・・
説明会を回ったり、セミナーに出たり・・・
もちろん0ではなかったけど、自分はこういうことを避けていた。
「あんなもん、くだらねぇよ。ちょっと頭使えばみんな分かるこったろ。」
なんて言ってた。当時もSNSは流行っていたから、今でいう意識高いことを
ネット上に垂れ流す人のことは白い目で見ていた。
屈折した負けず嫌いが、そういう奴と同じ土俵に上ることを避けてたんじゃないかな。
自分では当時、【就活ニヒリズム】なんて言っていた。
就活なんてくだらねぇよ。俺のことなんてなんも分かっちゃくれねぇんだ。
とか言いながら気取ってただけなんだけども。
ただそういうことをした結果分かったことは、
都会ってのはそういうニヒルな悪ガキにも仕事を与えてくれるくらいには
器が広いってことだね。そこそこの企業に内定をもらったとき、
「自分ってすごい!」よりも、「都会ってのはイメージよりも暖かいのかもしれないなぁ」
と感じたのを今でも覚えている。
田舎生まれ田舎育ちの自分にとっては、結構たいせつな転換点だったし、
この経験が無かったら、アンチ都会の片田舎の頑固ジジイになってた可能性が多いにあるし、
そう考えるとふつうに就職して良かったなぁと思ってる。
ダラダラと自分語りしてしまった。
つまり、働かずに生きるのはとっても生きにくそうだから、
とりあえず就活しようかな、みたいな考えの人もいるんだよってことです。