「料理を好きになる」
これを今年の抱負にして、料理教室に通い始めたのは母の存在がありました。

ものすごく大きい10号土鍋を買って驚かれたけど、実家にはこのくらいの土鍋がいくつもありました。身近に親戚も多かったし、母はよく若い人たちをうちに招いてごはんを振舞っていて、いつも帰省すると「お母さん、ただいまー」といいながら、私と同世代の人たちが家に遊びに来ていました。

ごはん

いま思えば、母にとってごはんは人とつながる手段だったんだな、と思います。とくに凝ったメニューを作るわけでもなくいつも普通のごはんでした。こうしてみんなにごはんを振舞うことで、私や弟も困った時、周囲の人に助けてもらえるように、と時々話していました。

ごはんはすごい。ごはんはすごい。
(ここ重要なので繰り返します、笑)

波長の合う友人たちと温かいごはんでおなかを満たすと、やさしくて幸せな気持ちになる。料理がそれほど上手じゃなくても、鍋を囲んでいるだけでいいんだなー。一年が過ぎて、ちょうどそんなことに気がつけたクリスマスでした。

メリークリスマス~★