タイトルにある通りの記事なので
苦手な方はどうぞ引き返してください🙇♀️
この内容は書き残しておくかどうか
長い間かなり悩みました
でも私たち家族のシンガポール生活で
決して忘れることのない出来事であり
そしてこの事態に直面した際に
情報が少なすぎてとても困ったので
記録しておくことにしました
あくまでも個人の体験ですので
参考程度にお読みいただければと思います
息子のクラスメイトが
交通事故でお空へと旅立ちました
4歳になったばかりの子でした
シンガポールのスクールに入園してから
ずっと息子と同じクラスで
成長を共にしてきたお友達
スクールから訃報を受けた時は
あまりの衝撃に思考停止しました…
式の内容
カトリックのため教会で行われました
お通夜にあたるのが wake
ご葬儀にあたるのが mass
ご葬送にあたるのが cremation だそう
massは親族がメインとの情報を見たり
平日昼間に行われる予定だったこともあり
我が家は家族でwakeに行きました
持ち物
シンガポーリアンの知人に確認し
お花料(香典)にあたる現金を準備しました
これは奇数の金額にするそうです
海外では香典の習慣がないことも多いらしく
中華系が多いシンガポールの風習なのか?
詳しいことはよくわかりません
ネットで調べた限りでは
お花やカードを渡すことも多いそうですが
それも個人の感覚に任せられているらしく
我が家は息子がお友達にあげたいと描いた
塗り絵を白い封筒に入れて渡しました
式場には同様に贈られた子どもたちの絵が
たくさん飾られていました
服装
シンガポールの中華系のお葬式では
皆さん普段着(Tシャツ短パンとか)なので
日本人の喪服は完全に浮くらしい?
黒一色も避けた方がいいとか
明るい色でもいいとか情報が錯綜
カトリックはどうしたらいいのか?
私:白のトップスと黒のスカート
夫:ダークカラーのシャツとパンツ
息子:白無地のTシャツと紺のパンツ
で参列しましたが
女性は黒の上下やワンピースの方が多く
暑い気候のためか素材は何でもありでした
男性は綿の白いシャツにダークカラーの
パンツの方が多かったです
でもこれも本当に決まりはなさそうで
全員普段着のご家族もいらっしゃり
柄物のワンピースの方もお見かけし
日本とは随分違う印象を受けました
見た目を気にするよりも
故人を悼む気持ちが大切にされているのかな
お別れの日までに4歳息子に初めて
人の死について説明しました
息子は真面目に聞いてくれて
「もっと一緒に遊びたかった」と
そうだよね、それが全てだよね
とは言えやはり理解が難しいようで
当日は沢山の大人たちが泣いているのを
不思議そうに見ていました
大勢の人やその場の空気は怖かったらしく
教会ではずっと抱っこしていました
この短い駐在生活の間に
しかもまだ幼いお友達を失うとは
全く思いもよらない事態で
しばらく心の整理がつきませんでした
穏やかに過ごしているといいなと
あれから空を見上げるたびに思います
しんみりしちゃいましたが
私たち家族はみんな元気です
いいねはいつも通り
読んだよ、の意で受け取らせていただきます
長文お読みいただきありがとうございます🙇♀️