こんにちは。行動アドバイザーまちこです。

5月になりました。
4月から環境が変わった方も多かったと思いますが、
5月は少し新しい環境に慣れた頃だったりしますね。

さて、新しい環境で、
私ってこんなこともできたんだ。こんな一面もあったんだおねがい
なんて、新しい自分の姿を発見した方もいらっしゃるのではないかと思います。

それ、もしかしたら、新しい環境で今までとは異なる行動をすることによって、
あなたの性格が変化したのかもしれません。

というわけで、本日はタイトル通り、
「行動が性格を変える」ことについてお話したいと思います。
(ちょっとタイトルが挑戦的なのはご愛敬!)


あの子、推し活し出してから明るくなったよね。
筋トレ始めたら、なんか何にでも挑戦したくなってさ!
後輩ができてから、前よりしっかりしたよね。


こういうことって、よくありますよね。
これは、その人が習慣化した行動によって
性格が変わる(または変わって見える)ようになった例です。

え、でも性格ってその人が持って生まれた性質なんだからさ、
変わらないものなんじゃないの?


そんな声も聞こえてきそうですが、実は、
意識しなくても少しずつ性格は変わっているものなんです。

そもそも人の性格は、生まれ持った気質だけでなく、
育ってきた環境によっても形成されます。
生まれ持った気質は基本的には変わりませんが、
環境によって形成された性格は変化させることができます。

とはいえ、大人になると性格がそれなりに定着しているので、
「暗い性格を明るい性格に変えるぞ!」なんて思い立ったくらいでは、
なかなか性格は変わりません。

そこで重要なのが「行動を変える」ことです。
「行動を変える」ことによって、
それに引きずられるように「性格が変わる」のです。

もちろん、一回行動を変えたぐらいではダメで、
行動パターンがその人に定着するほどまでに行動を習慣化させる必要があります。

この「行動の習慣化」をするために有効なのが、「環境の変化」なのです。

上の例であれば、”推し活”、”筋トレ”、”後輩ができる”が
環境の変化に当たりますね。
この環境変化によって行動習慣が強制的に変わり、
その結果、性格が変わったということです。

なお、本質的に本人は変わっていないと思っていても、
以前の記事でも書いたように、周囲は行動を見てその人を判断するため、
少なくとも周囲からは変わって見えている、と言えます。


えっ、私も性格変えてみたい…けど、環境なんてそんなに変わらないし…

なんて思われるかもしれませんね。
では、次回は例を挙げて、
能動的に環境を変えて性格を変える例をみていきましょう。


本日もお読みくださりありがとうございました!