Ochobohan(おちょぼはん)というお店でランチした。

新宿東口にあるルミネエストに入っているお店で、今回初めて入ってみた。

新宿はよく行くが、入ったことはなかった。


京都風の和食のお店で、

小鉢が選べるセットがあったり、

抹茶スイーツなどもある。


お味は美味しかったが、

それ以上に私を満足させたもの。

それは、お店のインテリア設計だ。


入口にベビーカーがいくつか並べられており、

入ってすぐの小上がりは、

赤ちゃんを寝かせたまま食事もできるようなスペースとなっている。


ソファ席もバリエーションがあり、

乳幼児連れの親に優しい設計になっていた。


おひとりさまにも入りやすく、

くつろぎやすいお店。


私が乳幼児を育てていた頃、

乳幼児を連れてゆっくり食事できるお店はほとんどなかった。

あっても、親がゆっくり食事するとなると、遊ぶスペースの利用料が別に時間単位でかかる。

利用料がかさむのが気になって、

長居しにくい。

あとは、通常のお店にベビーカーに乗せたまま入店するのがせいぜいだった。


子どもが赤ちゃんの頃は、

お母さん同士たくさん話してストレス発散する機会をもつといい。

育児はある意味孤独だ。

他のお母さんの話を聞く、自分の不安を話す。

これが、自分を救う。


このOchobohanのようなコンセプトのお店が、

もっと増えたらいい。

子連れでお出かけできる場所が増えれば、

お出かけの機会も増えやすい。


藤 紗由美鉛筆