今月1日に、経済コラムニストの大江英樹さんがお亡くなりになった。

謹んでお悔やみ申し上げます。


以前FP協会のセミナーで、大江さんの講演を拝聴したことがある。

丁寧な語り口で分かりやすく、年金について熱く語っていたことを思い出す。


8月末に急性白血病が判明した。

それまでは、健康には人一倍気を付け、

人間ドックは半年に一度、

気になることがあればすぐ受診するという、

念の入れようだった。

倒れる3ヶ月前のドックでも異常はなかったそうだ。


こんなにも万全を期していた大江さんを、

突如襲った急性白血病。


大江さんは、病を知らされた時、

どのように受け止められたのだろうか。


私が大江さんくらいの備えをしていたとしたら、どうだろう。

落胆と失望に加え、怒りが込み上げてきそうだ。

「人一倍といえるくらいに気を付けていたというのに」という、怒りだ。


日頃から、健康管理はライフプランと密接に関係してくると話しているが、人生には抗えない事柄(病)が突如襲ってくるものなのだと改めて思った。


あなたならどう受け止められそうですか?


藤 紗由美鉛筆