最近、会計事務所のお客様から、

終活に関するお悩みの話を聞くことが増えてきた。


おひとりさまに近い状況の方

50代でも最近心筋梗塞になりそうになった方

など様々だが、身近でご不安を感じている方がいらっしゃると、終活の必要性が高まっているのだと実感する。


「エンディングノートを書きましょう」

言うは易く行うは難し…

まさにこれだと思う。


言われてハイハイと書けるなら苦労しない。

ノートの項目を埋めていくだけ、といった簡単なものではない。


私の父にも、生前ノートを渡して書くようにお願いしたが、遺品整理で見つけたノートは、真っ白だった悲しい

けれど、皆さん同様ではないかと思う。


何がそんなに書くことを阻んでいるのか凝視


事務的なことは、面倒くさいがまだ書きやすいかもしれない。


きっと、「想いの部分」が絡むところが書きにくいのだろう。

自分と向き合う作業であることも、ハードルを上げていると思う。


春以降、終活セミナーを開催したいと考えている。

参加者のみなさんに、エンディングノートが書き進まない理由をお聞きしてみたい。


藤 紗由美鉛筆