今日、久々に電話でお話した松野さん。とっても元気そうでした。
以前にも書いていますが、南三陸町在住の松野さんは9年前、スキルス性胃がんで、食道、胃、胆管、胆嚢、脾臓、片腎臓を摘出しました。
4年後には、肺などに砂嵐のように浸潤したがんが発覚。余命はもうないくらいまで言われていました。
そこに起きたのが2011年の東日本大震災。
そのとき松野さんは公立志津川病院に入院していて、まさに入浴中でした。病院にも津波が襲ってきましたが、あと1秒というところで救い上げられ、九死に一生を得ます。
津波に流されていく人を見ながら、「元気な人が流されて、どうして末期がんの私が助かるんだ」という心境にもなったそうです。
入院する病院もなくなってしまいました。薬も手に入らない状況の中で、一時は体重が28kgにまで落ちます。
そんな中、松野さんは「人は生かされている」ということに気づきます。
「いつかは終わる命。前向きな気持ちとか、そんなものではない。神様が“何かをしなさい”と私を生かしたのかもしれない。みんなに助けられた命。ただ、自分のできることで誰かのお役に立ちながら生きるしかない」
と意識が変わります。
そこで、もともと料理人だった松野さんは、避難所で毎日毎日炊き出しを始めました。ときには病気のことも忘れ、ただただ目の前の人の笑顔のために食事を作りました。さらに町内外に出かけ、病院の屋上での体験、自らのがんの体験を伝え歩いたといいます。
1か月経ち、やっと入院できる病院が見つかりました。検査を受けると、なんと体にあったすべての転移がんが消えていたといいます。
そして松野さんは、いつしか芽生えた夢を叶え、2014年、農漁家レストラン「松野や」をオープンしました。
当時、松野さんのことは大きな話題となり、新聞やテレビでも大きく取り上げられました。そのためか「松野や」にはがん患者も訪れるようになり、松野さんはそんな方々の希望となっています。
自分の考える、松野さんが元気になったポイント。
1、誰かに喜びを与える。
2、今、この瞬間を生きる。
3、いつか訪れる死を受け入れ、生かされた奇跡に感謝している。
4、臓器をたくさん摘出したので、転移するところがなく、ラッキーだと思っている。このネガティブをポジティブに捉える考え方。
5、料理屋をつくるという夢に向かい、夢を叶え、大好きなことをしている。
6、自分を開示し、自分の体験を隠すことなく伝えている。
松野さんのことが南三陸町の観光協会のHPに紹介されています。http://www.m-kankou.jp/people/12130.html/
がんの治っちゃったよ!全員集合!
「あの人は特別だから」「あれは奇跡だから」
たった一人の体験を語るとき、度々、この言葉が返ってきます。
医師、がんを経験した医師、2度のがん再発を経験した血液内科医で「リレー・フォー・ライフ・ジャパン大分」名誉実行委員長や、余命半年の腎臓がんから16年「メッセンジャー」編集長&シンガーソングライターなどに登場していただきます。
「あの人は特別ではない。それは奇跡でもなく、誰にでも起こり得ること」そう感じていただけるはずです。
「人間の無限の可能性」に気づき、生き抜く勇気、生き抜く力があふれ出る一日となるでしょう!
「医療が変わるのを待つのではなく、患者が医療を変える」
そんな第一歩を踏み出します。
大きな感動を呼んだ第1回名古屋公演、第2回宮崎公演、第3回名古屋公演、第4回大阪公演、第5回岡山公演。第6回は大分にて初開催、第7回は名古屋!
講演、歌、体操、トークセッション、質疑応答と、盛りだくさんな企画をご用意しています。気づきと笑いと希望に満ちあふれた祭典にどうぞお越しください!
taka-messenger@nifty.com
詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/359990
5月29日は名古屋で開催!
詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/368647/
【初開催「がん治っちゃったよ全員集合!」in 大分】
~がんのイメージが変わるトーク&ライブ~
![ss](https://stat.ameba.jp/user_images/20160112/17/gannao8686/23/8a/j/t02200310_0594083713539023135.jpg?caw=800)
PINK CROSSオリジナルグッズの販売も行います。
2016年 3月26日(土)
場所:コンパルホール3F 多目的ホール
〒870-0021 大分市府内町1-5-38 http://www.compalhall.jp
定員:400名
開場 12:30
開演 13:00
終演 17:00
【出演者】
【チケット】
がんサバイバー(闘病中の人、または経験者)1,000円
一般:当日 3,000円・前売 2,500円
お申し込みはこちら
http://kokucheese.com/event/index/359990
【チケットお取り扱い店】
随時アップしていきます。
主催 日本がん治っちゃったよ協会
(協力 うえお乳腺外科・PINK CROSS(ピンクリボン大分)・阿部循環器クリニック元気づくりほほえみ館
【お申し込み】
http://kokucheese.com/event/index/359990
【お支払い方法】
お申し込み後、1週間以内に下記までお振込みください。
※ご入金後のお客様都合によるご返金は致しかねますので、予めご了承ください。
〈郵便局からのお振込みの方〉
12180-22880311
〈他金融機関からのお振込みの方〉
【銀行名】ゆうちょ銀行
【 店名】二一八(ニイチハチ)
【店番】218
【預金種目】普通預金
【口座番号】2288031
【名義】日本がん治っちゃったよ協会
※チケットの郵送はしておりません。当日、会場にてお名前をお 申し付けください
。振込み手数料は、お客様負担になります。
【お問い合わせ】
濱田皮膚科医院 097-521-4144
yuriha@fujita-hu.ac.jp(中澤)
【希望の祭典!「第7回がん治っちゃったよ!全員集合! IN 名古屋」】
~がんを体験した医師は語る 治す力は己の中にある~
ついに始動です!今回はがんを経験した医師に登場していただき、その本音を語っていただきます。
体は治るようになっている!
治す力は患者の中にある!
お二人の医師が伝えてくれた言葉です。
実際にその言葉に触れてみてください。
講演、歌、演奏、トークセッション、質疑応答と、盛りだくさんな企画を用意しています。気づきと笑いと希望に満ち溢れた祭典にどうぞお越しください。
3回目の名古屋公演は、がんを体験した医師、船戸クリニック院長の船戸崇史先生、2度のがん再発を経験した坂下千瑞子先生に登場していただきます。
「第7回がん治っちゃったよ!全員集合! IN 名古屋」
~がんを体験した医師は語る 治す力は己の中にある~
2016年5月29日(日)
開場 12:00 開演13:00 終演17:00
場所 南生協病院 大ホール
名古屋市緑区南大高二丁目204番地(JR南大高駅すぐ・立体駐車場あり)
☆出演者
【統合医療に取り組む医師・腎臓がんを体験】
船戸クリニック院長 船戸崇史
【血液内科医・骨にできたがんが2度再発】
医師 坂下千瑞子
【余命半年の腎臓がんから16年!】
魂のシンガーソングランナー 杉浦貴之
【5年生存率20%の食道がんから9年!】
☆コーディネーター&司会☆ 織田英嗣
☆料金☆
前売 3500円 ペア6000円(3人以上の申し込みの方は1人3000円)
当日 4000円
※ペア申し込みは、同時申し込みのみとなります。
☆お支払い方法☆
お申し込み後、1週間以内に下記までお振込みください。
※ご入金後のお客様都合によるご返金は致しかねますので、予めご了承ください。
〈郵便局からのお振込みの方〉
12180-22880311
【名義】日本がん治っちゃったよ協会
〈他金融機関からのお振込みの方〉
【銀行名】ゆうちょ銀行
【 店名】二一八(ニイチハチ)
【店番】218
【預金種目】普通預金
【口座番号】2288031
【名義】日本がん治っちゃったよ協会
※チケットの郵送はしておりません。当日、会場にてお名前をお 申し付けください。振込み手数料は、お客様負担になります。
☆お申込み☆
http://kokucheese.com/event/index/368647/
☆お問合せ☆
gan.naoru@gmail.com
080-3654-1885(山田)
☆主催 ☆
日本がん治っちゃったよ協会
☆協力 ☆
♡「がん治っちゃったよ!」の趣旨
「治っちゃったよ!」と表現するのは、決してふざけているわけではありません。まず、治療中の方に「治っちゃったよ!」というイメージを作ってもらう目的。病を治すことではなく、治ったあとの未来の自分に焦点を合わせ、そのために今できることをする。
治療もないがしろにせず、自分らしく生き、やりたいことに夢中になっていて、気づいたら「治っちゃったよ!」という状態を目指します。がんと宣告されても終わりじゃない、できることはあるということを、社会に広めていきたい。
めぐみの会 ガンの辞典 チームメッセンジャー 日本チキンハート協会 いずみの会 玄米おむすびの会
【大分・出演者プロフィール】
上尾裕昭(うえおひろあき)
大分県生まれ。74年九州大学医学部卒業、同第2外科入局。81年米国ジョンスホプキンス大学へ留学。02年うえお乳腺外科を開設。現在は4名の医師で年間300例以上の乳癌手術。患者さん同士が励まし合い助け合う雰囲気の中で、女性スタッフとともにチーム医療を展開。2014年には入院患者さんのメッセージ集「なでしこのつぶやき」を編纂。
・坂下千瑞子(さかしたちずこ)
大分県生まれ。92年大分医科大学を卒業後、東京医科歯科大学、第1内科に入局。血液内科医。05年、背骨に腫瘍が見つかり・手術を受けるも2度再発。入院中に知った「リレー・フォーライフ」の日本初開催の報道を見て共感。芦屋での第2回大会の運営実行委員に。08年には実行委員長として大分大会を開催。現在は、リレー・フォー・ライフ・ジャパン ボランティア委員としても活躍している
・杉浦貴之(すぎうらたかゆき)
愛知県生まれ。28歳にしてがん宣告、手術。進行が著しく、余命は「早くて半年、2年後の生存率0%」。2005年、がん克服者の思いを載せた命のマガジン『メッセンジャー』を創刊。同年12月、ホノルルマラソン出場、2010年~2014年、がんサバイバーホノルルマラソンを主宰し、全員完走・完笑!「誰も知らない泣ける歌」「奇跡体験アンビリーバボー!」などにも出演。トークライブ、学校での講演と全国を駆けまわっている。2011年『命はそんなにやわじゃない』(かんき出版)を出版。http://www.taka-messenger.com/
・中澤有里
乳がんから7年。乳がん啓発の活動グループPINK CROSS(ピンクリボン大分)代表。
・福永貴子
乳がんから4年。フィットネスインストラクター。
ピアノ:河原みゆき
【名古屋・出演者プロフィール】
船戸崇史(ふなとたかし)
1959年岐阜県生まれ。1994年「船戸クリニック」開業。在宅医療に力を注ぐほか、西洋医学のみでなく、東洋医学、代替医療等を取り入れた統合医療により、独自の診療を続けている。リンパ球点滴、温熱療法、漢方・セラピーなどを取り入れ、施設内では癒やしの音楽会を開くことがあり、自然食レストランも併設。「より地域に密着し、患者さんに効くことは何でも取り入れて、サポートしたい」と意欲を示す。著書多数。映画『つ・む・ぐ』に出演。10年前、腎臓がん手術。
坂下千瑞子(さかしたちずこ)
大分県生まれ。92年大分医科大学を卒業後、東京医科歯科大学、第1内科に入局。血液内科医。05年、背骨に腫瘍が見つかり・手術を受けるも2度再発。入院中に知った「リレー・フォーライフ」の日本初開催の報道を見て共感。芦屋での第2回大会の運営実行委員に。08年には実行委員長として大分大会を開催。現在は、リレー・フォー・ライフ・ジャパン ボランティア委員としても活躍している。笑い療法士。
杉浦貴之(すぎうらたかゆき)
1971年愛知県生まれ、岡崎市在住。1999年、28歳にしてがん宣告。「早くて半年、2年後の生存率0%」。2005年1月、がん克服者や命と向き合っている人の思いを載せた命のマガジン「メッセンジャー」を創刊。同年12月、ホノルルマラソン出場、2010~2015年、がん患者、家族、サポーターたちとともにホノルルマラソン主宰。 「誰も知らない泣ける歌」「奇跡体験アンビリーバボー!」などにも出演。トークライブ、学校での講演と全国を駆けまわっている。2011年12月『命はそんなにやわじゃない』(かんき出版)を出版。
http://www.taka-messenger.com/
織田英嗣(おだえいじ)
1963年生まれ、愛知県愛知郡東郷町在住。平成18年食道がんになり15時間の大手術を行うが、5年間生存率20%前後と知る。その後、「生き方」を180度変えたことで、持病だった高血圧・肝障害・うつ病・アルコール依存症も完治。がんになる以前より身体も心もはるかに健康になり、がん患者さんと共に歩む〝めぐみの会”を立ち上げる。 http://www.odaeiji.com/