アメリカで日米ミックスの小学生の子育てをしています、Yukiです。

 

20年ほどアメリカで暮らしていますが、私がアメリカに来たのは高校生の時から。

 

なのでアメリカの小学校の事は子供を通しての経験しかありませんが、子供の成長記録、アメリカの教育事情を綴っています。

 

あくまでも、中西部の田舎のとある学区での経験なので、アメリカ全国で同じわけではない事はご了承ください。

 

さて、もうじき長かった夏休みも終わります。

 

新学期開始に、まず行われるのが I Ready (アイ レディ)のテスト。コンピューターを使ったテストです。

 

私が知る限り、I Ready のReading(読解)とMath(算数)の2種類。

 

この学区では、学期の頭と学期の後半の2回行います。

 

それ以外にも、去年はCogAT(コグアット)と呼ばれる能力テストもありました。

 

I ReadyとCogATの両方ともがギフテッド認定に使われています。

 

I Readyの試験を受けると、点数がすぐでてくるそうで子供がその点数を覚えて帰ってくるか、後々先生からくる個別の成績表や面談でその点数を教えていただけます。

 

その点数がどういう意味を持つか、知りたかったので調べたところフロリダ州教育省のページがヒットしました。

 

I Ready のReading(読解)とMath(算数)の試験結果のレベル表は、こちらをどうぞ。

https://www.fldoe.org/core/fileparse.php/7539/urlt/iready-norms-tables-K-8-2020.pdf

 

↑の表は、学年ごと、期初(Fall)、期中(Winter)、期末(Spring)、ReadingとMathで分かれていますから、お間違いのないように。

 

一般的に宿題がゼロのアメリカの夏休み。

 

夏休み中に先学期勉強したことが頭から抜けてしまう事をBrain Drain (直訳すると脳が流れ出る優秀な人が他地域へ行ってしまう、という意味も)と言いますが、そうなっていない事を確認するための評価の一つが、夏休み明けすぐに行われる I Ready 試験です。

 

I Readyの点数が芳しくなくても大丈夫。この学年を通して、少しずつスコアが上がるようにご家庭で支援すればよいことですから。

 

少なくとも私はそう思っています。

 

もしご質問等ありましたら、お気軽にメッセージください。

 

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