アメリカアメリカ中西部の田舎から今日もこんにちは。Yuki です。

 

いいね!やコメントをくださる皆さん、いつもお読みいただいている皆さんも、ありがとうございます。

 

私達一家は、今年、米国南部への引っ越しを予定しています。

 

今住んでいる家は、築7年。子供が0歳の時に建てて、引っ越してきました。

 

愛着のあるこの家を売りに出し、庭にFor Saleの看板が立てられ、購入希望者が見学にきて、バタバタしていたある日、家族で食事をしていたらドアのノックする音。

イメージ画像です

 

Hubby (米人の夫です)が出てみると。

 

ドアには60歳くらいの男性。「突然申し訳ないのですが、この家、売り出し中なんですよね。中を見せてもらえませんか。家を探しているんです。」と。

 

「妻と娘夫婦も一緒なのですが、私達が住める家を見つけたいと思いまして、アリゾナから来ました」と。

 

ここからアリゾナは、飛行機でも2時間以上、車でも20時間くらいの距離かと。

 

残念ながらちょうどその日、購入を希望する人からの価格提示(オファー)を頂き、それに決めようとHubbyと話をしている最中でしたので、その旨説明し、家を見せるのはお断りしました。

 

それでも、その男性は「もし万が一その買主との売買がうまくいかなくなったら、これが連絡先なので電話ください」とまで。

 

で、なんとなく申し訳なくて私が聞いたんです。「いつ頃のお引越しを希望されてますか?」と。

 

その男性は「夏頃を予定です」と。

 

ちょうどご近所さんで、この夏に売りに出す予定の知り合いがいましたので、その家を指さして、「あそこの外壁がグレーの家も8月に売りに出すんです。興味があれば、聞いてみたらどうですか。」と、私。

 

「ありがとう」とその男性は言い、去っていきました。

 

さすがに現在は売り出し中でない家のドアのノックして「見せてください」とは言わないだろう、と思っていたのですが。。。

 

この男性とその一家は、家を見せてもらったらしいです。

 

と言うのも、その30分後、その家の奥さんのクリスティがメッセージを送ってきて。「我が家の買い手がすでに見つかりそうだわ!紹介してくれてありがとう。我が家を見せたらとても気に入ってくれたの。」と。

 

不動産業者を通さずに売買できれば、業者の手数料(数十万円程度)を払わなくて済みますし。

 

勝手に紹介しちゃったけれど、喜んでもらえたらよかったです。

 

家を探していた男性一家、きっと通常の家探しの方法ではらちが明かないと思ったのでしょうね。だって、今の米国の住宅事情を考えると、家が売りに出される頃にはもう買い手がほぼ決まっているから。

 

今、アメリカで家を買おうとすると、相当の努力が必要だな~と思ったのでした。

 

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