こんにちは!
メンタル・トレーナーのミオです。
今日は大好きなバイオリニストの
感動ストーリーをシェアします。
20世紀でもっとも偉大な
バイオリニストの一人と呼ばれている
イツァーク・パールマンは
1995年、11月18日に伝説となった
コンサートを行いました。
4歳の時に急性灰白髄炎になり、
下半身が不自由になったイツァークは
いつものように松葉杖を使って
ステージに上がりました。
イスに座り、
弾き始めて間もなくバイオリンの弦が
1つ切れてしまいました。
パ~ンと切れる音が会場に
広がりすべての人はイツァークが
ステージから下がり、弦を貼り直してから
戻るかと思っていたら、
イツァークは静かに目を閉じて
深呼吸をしてから再び弾き始めました。
残っていた3つの弦を調整しながら
見事に曲を弾きました。
終わってスタンディングオベーションを
受けたイツァークは笑顔を浮かべて、
「時にはアーティストの仕事は
残されたものでどれだけ音楽が
創れるか発見する事だ。」
とおっしゃいました。
伝説のコンサートは完璧だったから
伝説になったのではない。
完璧じゃない状況の中でも
前に進み続ける事、
問題があっても工夫次第で
素晴らしい結果を残せること、
イツァークは音楽と共に素晴らしい
人生のレッスンをその日すべての人に
プレゼントしました。
人生はいつも思い通りに行くとは限らない。
でも、
与えられた環境の中で必ず素晴らしい事が
出来る。
時には不完全な状況でクリエイティブになる
必要がありますよね。
(実はそのような時こそ凄い事が
生まれます!)
無い物事に集中するのではなく、
今ある物事に集中してその中で
ベストを尽くせば奇跡は起きる。
感動が生まれる。
素晴らしい人生を生きる事が出来る!
今日、自分の与えられた環境を
どのように生かす事が出来ますか?