金曜日の夕方、マドリッドの友だちからメッセージが届いた。
「今晩グラナダに着くから、明日一緒にご飯食べよう。」と。
いきなりだなあと思いながらOKの返信。
でも、夜中になって、やっぱり昼ご飯の後、夕方会おうと変更するメッセージ。
たまに仕事でグラナダに来ることがある友人なので、また仕事で来たんだなと、深くは追及しなかった。
お茶するんだと思って、眺めがいいカフェへ行こうと思っていたら、改装工事をしていて開いていなかった。
それで、彼女がお気に入りのサン・ミゲール・アルトへ。
歩いて登るのは大変なので、バスに乗って丘の上へ。
バスに乗ると、乗車率200%くらいで混み混み。
ほぼ若者のグループで埋め尽くされていた。
もしかして、みんなサン・ミゲール・アルトへ行くの!???と思っていたら、案の定、最終のバス停まで混み混みだった。
サン・ミゲール・アルトへたどり着くと、もうたくさんの人が集まっていた。
週末だからかあ。とちょっと下に降りることに。
下にもたくさん人が座っていた。
太陽はまだ高い。
グラナダの町を眺めながら、だべっていると、友だちの同僚がグラナダに住む友達と一緒に丘を登って来た。
みんなでいろいろ話していると、だんだん太陽が沈み始めた。
太陽が山に隠れると、アルハンブラがライトアップされた。
でも、まだ空は夕日に染まっている。
夏だったら、真っ暗になって夜景を見るのもできるのだけど、今の時期は、急激に気温が下がり、寒くなって来たので、バルに入って温まろうと、降りることにした。
友だちが来なかったら、この綺麗な夕日を見ることもなかっただろう。