パリとミラノが「15分都市」のモデルに限りなく近い、という調査結果が発表に。

 

 

自宅から徒歩、または自転車で15分圏内に、生活に必要な施設、店舗(学校、病院、スーパー、レストランなど)の整っている都市が「15分都市(Ville du quart d'heure / 15-minute city)」。

 

「近所で用が足せる」ということが必要に迫られたパンデミック以来、注目を集めているこの「15分都市」は現在、多くの都市が目指すところ。

 

とはいえ問題は、同じ都市でも中心地に住めばすべてが15分以内で済むけれど、周辺地に住むと15分では間に合わないという点。

 

オンラインジャーナル『Nature Cities』で今回、調査結果を発表したマテオ・ブルーノ氏は、「巨大なニューヨークも、マンハッタンは15分都市だけれど、その周辺エリアは同じとは言えない」と説明。

 

コンパクトなエリアに、適度な数の住民が適度な密度で暮らすと、必要な施設、店舗にアクセスしやすい状態が生まれるということで、イタリア・ミラノやスペイン・バルセロナがそのよい例ということ。

 

そして、大都市としては異例なのがパリ。市が2020年に採用した「15分都市計画」により、中心地から周辺地まで、大多数の住民が15分で必要な施設にアクセスできる状態に。

 

調査はイタリアの研究チームが、世界およそ10,000都市のデータベースを集計。どの都市が15分都市か?:-15min-City (sonycsl.it)

 

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上のリンクを見ると、南西仏ではボルドー、トゥールーズ、リモージュが15分都市。日本は東京、京都、大阪が。

 

田舎生活は不便ですが、それなりに・・・:-

 

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パリを歩いて楽しむ!人気ですよね、トリコロル・パリさんの本。

 

区ごとに、通りや広場が紹介されています!