マクロン大統領は木曜日、ブレグジットにおいて欧州連合側の主席交渉官を務めたミシェル・バル二エ氏を首相に任命。

 

 

フランス歴代首相の最年長者となる73歳のバル二エ氏は、「政府の統合」に務めるべく、歴代最年少者であった35歳のアタル首相から職務を引き継ぐ予定。

 

シラク大統領の時に外務大臣、サルコジ大統領の時に農業大臣を務めたバル二エ氏は、右派政党の共和党(Les Republicains)党員であり、中道のマクロン政党に所属しておらず。

 

とある大臣の話によると、バル二エ氏は「国会の右派からは絶大な人気を得ており、左派をイラつかせることもない」という人物。

 

また極右政党、国民連合のル・ペン氏は、「バル二エ氏に即、不信任票を投じるすつもりはない」とし、「まずは所信表明演説を聞いてみてから」と柔軟な姿勢を表明。

 

しかし極左政党、「不服従のフランス」のメランション氏いわく、「バル二エ氏の任命は、選挙を捻じ曲げたことになる(選挙の結果が反映されていない)」と非難。

 

総選挙で勝利を収めた左派だけど、過半数には至らず・・・

 

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ル・ペン氏は最近、余裕ある態度を見せていますね。移民問題を抱えるヨーロッパ各国で、極右政党が選挙で勝利を収めていますからね。追い風を感じているのでしょうか。

 

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