南仏モンペリエにほど近い地中海沿岸のリゾート地、ラ・グランド・モット(La Grande-Motte)にあるシナゴーグで土曜日朝、中庭に駐車されていた車2台が爆破するという事件が発生。

 

 

爆発は、放火された車付近にあったバーベキューに使用するガスボンベが原因。他にも午前8時から8時半の間に、シナゴーグのドア、会議室、外側の車と、複数の放火が報告。

 

事件当時、中にいた5名に怪我はなかったものの、駆け付けた警察官1人が爆風により負傷。

 

シナゴーグの監視カメラには、放火、爆発の後に逃走する若い男の姿が記録されており、犯人追跡の大きな手掛かりに。

 

 

青いポロシャツとズボンを履いた男は、顔を隠しておらず、頭にはクーフィーヤ(アラブ人男性が被る頭巾)を、腰にはパレスチナの旗を巻き付けるといういで立ち。

 

両手に黄色い液体の入ったペットボトルを1本ずつ持ち、ベルトには拳銃のようなものが突き出ているのが確認。

 

テロと位置づけ、国家対テロ検察庁が捜査を開始。200人の警察官が動員され、アタル首相とダルマナン内務大臣が現地に急行した次第。

 

犯人の男は間もなく同日夕方、ニームのピスヴァン(Pissevin)地区で警察と銃撃戦の末、逮捕。

 

シナゴーグでは土曜日の午前9時より、安息日「シャバット(shabbat)」の礼拝が予定されていたところ。

 

ダルマナン内務大臣は今月初め、今年半年における反ユダヤ行為は887件を記録し、昨年度同時期の3倍に上ると発表したばかり。

 

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フランスの反ユダヤ行為は、ハマスがイスラエルを攻撃した昨年10月から激増。ユダヤ・イスラエルVSアラブ・パレスチナ問題に解決方法はあるのでしょうか。

 

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イスラエル問題を理解したい!