フィガロ紙が、イギリスへ旅行するフランス人に対し、やってはいけない行動を7つ列挙。

 

 

1、列の割り込みはダメ

イギリスで行列は「神」なるもの。電車に乗るときも、バスに乗るときも、「前にいる人が、先にサービスを受ける」というのが一番の礼儀。

 

2、スキンシップはダメ

イギリス人は、ハグを好むアメリカ人ほど感情を露わにせず。近づきすぎる相手に、不快感を示すことしばしば。感謝の意を伝えたい時は、ハグではなくシンプルに 'Thank you' だけで済ませるよう。

 

3、天候に悪態をつくのはダメ

あいさつ代わりに天候の話をするイギリス人だけれど、これに対し不平不満を垂れるのは禁物。単純に、「土砂降りね(It's pouring down)」と事実を述べる程度に。

 

4、ビールの温度に言及してはダメ

イギリスの生温いビールには伝説が。第2次世界大戦でアメリカ人兵士らが冷たいラガーを注文したところ、伝統的な生温い(10~12℃)カスク・エール(樽から炭酸ガスを使用せず注がれるビール)を出されてショックを受けたという話。現在では、一般的に4~8℃でサーブするところが多く。

 

5、道の真ん中で立ち尽くしてはダメ

ビッグ・ベンを見上げて、立ち尽くすフランス人に警告。道を妨げる行為にイギリス人は、ものすごく不快感を示すもの。

 

6、乗車券を乗る寸前に探すのはダメ

乗車券は、バスや地下鉄に乗る前に、カバンから出して準備すること。乗る寸前にカバンの中を探り出し、地下鉄の改札口やバスのドアで立ち往生しては、後ろの人が大迷惑。「先見性の欠如が、イギリス人をいらだたせる」というフィガロ紙の指摘。

 

7、エスカレーターで左側に立ち尽くしてはダメ

ロンドンのエスカレーターでは、「歩く人は左側、立つ人は右側」というルールが徹底されており、「エスカレーターを塞ぐ人ほど、いらだたせるものはない」と言われるほど。

 

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「相手の妨げにならないよう、礼儀正しく」という点において、イギリス人の気質は、アメリカ人やフランス人のそれに比べると、はるかに日本人に近いと感じます。

 

 

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