4月9日火曜日、ランスにある高等学校Saint-Jean-Baptiste-de-La-Salleのトイレで、15歳少年の遺体が発見。
夕食に来なかったバティストくんを心配し、友人らが捜したものの見つからず、最終的に施設の管理人が、トイレで心拍停止状態の少年を発見。駆け付けた緊急隊員が、蘇生を試みたものの助からず。
「優しくて、問題を起こすような生徒ではなかった」という少年は、映画、およびオーディオ・ヴィジュアルの分野に興味を持ち、昨年9月よりランスの北80㎞に位置するアルデンヌより在学。
死因を解明すべく、11日木曜日に剖検が行われることに。
学校の生活指導において、バティストくんは「不快感があった」と監視されており、彼自身の性的指向(異性愛、同性愛、両性愛)ゆえに、特定の同級生よりからかわれていたということ。
「嫌がらせ(harcèlement)とは認識していない」と学校長は主張するものの、過去の在学生らはソーシャルメディアで、同校には長年に渡ってLGBTに対する嫌がらせが存在していたことを暴露。
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解剖結果と事実関係の解明を待たないといけませんが、ヘイトクライム(憎悪犯罪)なのかどうか。学校には、そういう温床があったという現実。
夕食、アルデンヌ出身ということから、寮生だったのでしょう。折角、自分の好きな世界を学ぶために見つけた高校なのに。残念でなりません。少年のご冥福をお祈りします。
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