食事会に呼んだり、呼ばれたりすることの多いフランス。自分の振る舞いに緊張してしまう方、食事の席でやってはいけないこと(faux-pas)をここでチェック。
やってはいけないこと:-
1、約束の時間に到着してはダメ
約束の時間、きっかりに到着するのはダメ。早く到着してしまうなど、もってのほか。15分くらい遅刻するのが調度よし。
2、引っ込み思案な挨拶はダメ
到着したら、ゲスト1人1人にご挨拶。引っ込んで、相手が来るのを待っていてはダメ。これはフランスのどのような場面でも同じ。
3、手ぶらで到着してはダメ
食事に招待されたら、ホストに手土産を持参。ワインでも、チョコレートでも、花束でも・・・ホストが「手ぶらで来てね」と言っても、真に受けてはダメ。
4、bon appétitと言ってはダメ
専門家によると、消化機能に言及する言葉であり、食事会では御法度、なのだそう。代わりに「美味しそう(Ça a l'air délicieux)」などと賞賛。
5、手を膝に置いてはダメ
フランスの食事で手を置く場所は、自分の膝ではなく、テーブル上にあるお皿の両脇。ただし、肘をつくのはダメ。とはいえ、女性が自分の指輪を見せびらかしたい時には、エレガントに肘をつく習慣が。
6、手で食べてはダメ
食事はナイフとフォークを使って食べること。ただし、バゲットやアスパラガス(ソースが掛かっていない場合)は、手で食べる例外の代表。
7、出されたサラダを切ってはダメ
お皿に載ったサラダ(レタス)は、だいたい1口サイズにちぎられており、大き過ぎたらナイフで切るのではなく、フォークで丸めて食べるのが習わし。
これはその昔、レタスを切った時に鋼のナイフにビネガレットがついて、酸化してしまう危険性があったため、その予防策として用いられた習慣なのだそう。
8、チーズを2回とってはダメ
メインとデザートの間に回って来る、チーズが盛られたお皿。1回取って2回目のおかわり・・・これは「前菜とメインが少なくて、お腹が空いている」と、ホストに解釈されるので禁物。
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これを読むと、余計行きたくなくなる・・・というのが本音でしょうか(;´Д`)
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