世界水の日(World Water Day:3月22日)に際し、3つ星を獲得するノマド・ホテルは、ル・アーヴルとパリ・シャルル・ド・ゴール、そして直にディジョンにて、宿泊客に「エコ責任」なる水の節約を奨励。

 

 

宿泊客は「節水プラン(Économie d’eau)」を選択すると、水の使用が1泊100リットルに制限されるというもの。

 

では100リットルとは、一体どれくらいの量か?平均してシャワー1分間の使用量が12リットル(パワーシャワーは15リットル)というので、10分間使用するとすでに制限を超過。

 

各部屋にはタブレットが設置されており、宿泊客は随時、水の使用量を確認することが可能。節水に協力すると、1泊につき1ユーロ還元。実際はお金の問題でなく、協力してくれた意思に敬意を示すというもの。

 

またホテルでは、1分につき水を3、4リットル節約できるシャワーヘッドを採用し、トイレの水には雨水を、暖房にはソーラーパネルを利用。

 

「宿泊客に、滞在の仕方を見直して欲しい」と、ノマド・ホテルを創設したオセアニア・ホテルのブラネレック最高経営責任者は、「小さい努力の積み重ね。価値ある節水に協力してもらい感謝している。我々は各自が環境に責任を負う」と説明。

 

またブラネレック氏は、このプランによりホテルでは、国の平均値と比べ34%の節水に成功していると報告。通常、1室2名1泊につき300リットルの水が使用されるものの、当ホテルでは190リットルに抑えられているという話。

 

フランスでは干ばつがひどく、毎年夏に節水が呼び掛けられるものの、その時期は年々早まるところ。

 

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ホテルに泊まった時くらい、熱いシャワーを好きなだけ浴びたい!と思うのですが。これは身勝手、環境に無責任・・・なのか。。。

 

 

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