オリンピック委員会は今夏、愛の都パリで開催される競技大会を前に、ロマンスを求める競技者を対象に、220,000個のコンドームを配布することを発表。
競技を目的とした大会だけれど、「セックスにふけりたい方は、ご自由にどうぞ」という姿勢。幸い今年は、前回の東京大会のようなコロナ規制による、「物理的な接触はできる限り避けるよう」警告される事態ではなく。
7月26日から8月11日までの大会開催中に選手村にて、「男性に対しおよそ200,000個、女性に対しおよそ20,000個のコンドームが配布される予定」と、応急処置および医療サービスを担当するローラン・ダラール氏が報告。
「どれだけの人が必要とするか定かでないけれど、われわれは需要に対応することができる」と、予定数以上の備えがあることを示唆。
数千個のコンドームが初めてオリンピックで配布されたのは、1988年のソウル五輪。当時、懸念されたエイズの蔓延防止と、性感染症の予防にコンドームの使用が奨励された次第。
続いて1992年のバルセロナ大会では50,000個が、2008年の北京大会では100,000個が、そして2012年のロンドン大会では150,000個が配布され、大会ごとに増加。
2016年のリオ大会では、前回の2倍を上回る450,000個という数字を記録し、選手1人あたり42個も配布されたことに。
ダラール氏は、フランスで性感染症の件数が増えていることを指摘し、選手村にもコンドームの重要さを知らせるポスターが掲載。
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啓蒙運動の一環、といったところでしょうか。恒例の(?)お土産なのかもしれません。
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