パリ郊外にある朽ち果てた高校の生徒らが、その老朽化した建物と代替教師の不足を訴えて作成した、TikTok映像が話題。
場所はパリの北東、フランスの貧困県といわれる、移民の多いセーヌ=サン=ドニ県。
ブレーズ・サンドラール高校(Lycée Blaise Cendrars)の教師と生徒は保護者の強力な支持を受け、2月より学校の設備や人員の改善に対する資金を求めて抗議活動を開始。
苦境を訴えて作成したTikTok映像は、260万人以上の視聴者数を記録。映像はこちら:ー
映像には、「屋根がないので、雨漏りがひどい」という生徒の声、「産休の時に、生徒は6か月間、フランス語の授業を受けることができなかった」というフランス語教師の声などが、盛り込まれているところ。
この事態を受けて、教育当局は金曜日、映像に映る(訴える)4人の教師を召喚。
フランスでは20年前にも、教師のストライキ、および抗議活動が2か月間続き、3,000件の(教員)雇用を生み出す結果に。
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TikTokの有効な使い方。訴えは政府に行きつく前に、地方教育機関の厚い壁に阻まれるのでしょうね。召喚された後、このまま封じ込められず、改善につながるとよいのですが。
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