パリ造幣局(Monnaie de Paris)はこの度、今年から流通が始まる硬貨の新しい顔を発表。

 

 

写真上から、10セントにシモーヌ・ヴェイユ氏(政治家)、20セントにジョセフィン・ベイカー氏(ダンサー)、そして50セントにマリ・キュリー氏(物理学者/化学者)の顔が登場。

 

いずれもパンテオンに眠る、フランスを代表する偉大な女性たち。「共和国の価値観に強い愛着を持つシンボル的存在であり、フランス人の日常生活に絶えずインスピレーションを与える人物」と、造幣局は水曜日にソーシャルメディアXで解説。

 

https://x.com/MonnaieDeParis/status/1765385886382858512?s=20

 

フランスが10セント、20セント、50セント硬貨の「国家面」を変えるのは、今回が初めてのこと。新硬貨は2024年の春から夏にかけて、徐々に流通が開始する予定。

 

ユーロ硬貨には、「共通面(face commune)」と「国家面(face nationale)」があり、2024年までフランスの10セント、20セント、50セントの国家面は共通して「種を蒔く人(Semeuse)」。

 

ドレスにフリジア帽、エプロンを装着して裸足で「種を蒔く人」はマリアンヌ。一方、1ユーロと2ユーロは2022年1月より、オークとオリーブがモチーフ。

 

現在のフランスのユーロ硬貨の国家面はこちら(写真):-France (europa.eu)

 

EU各国の国家面はこちら(写真):-Faces nationales (europa.eu)

 

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今、お財布を見たら、1ユーロは2枚ともESPANAの表記が。20セントは、種を蒔くマリアンヌでした。硬貨はマルシェくらいでしか使いませんが、今度お釣りをもらう時、どんな硬貨が来るか、ちょっと楽しみに。

 

 

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