ミッテラン大統領の下で司法大臣を務め、フランスから死刑を廃止した元弁護士、ロベール・バダンテール氏が2月9日、95歳で逝去。
バダンテール氏は司法大臣として1981年10月9日、当時はまだ国民より多大な支持を受けていた、死刑(ギロチン)制度を廃止する法律を導入。
のちに「これほど孤独を感じたことはなかった」と氏が語るほど、1789年のフランス革命以来、ギロチンで斬首する死刑制度は、フランスに深く根付いていたもの。
しかし月日が経ち、氏の誠実さと政治家としての才能が賞賛されるように。
1928年3月30日、パリのユダヤ人家庭に生まれたバダンテール氏は、文学と法律を学び弁護士に。共同創設者と設立した法律事務所は有名になり、報道界やビジネス界における数多くの著名人を弁護。
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フランスも、今や死刑のない国を誇っていますが、昔は死刑をかなり支持していた国なのですね。
ご冥福をお祈りします。
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