マクロン大統領は木曜日、議論を呼んでいる教育大臣の交代を発表。

 

 

内閣改造を試みるマクロン大統領は1月11日、フランスで最も若い、そして初めての同性愛者であるガブリエル・アタル氏(34歳)を首相に任命。

 

小さい内閣を目指すということで教育大臣には、元テニス選手であるアメリ・ウデア=カステラ前スポーツ大臣が、スポーツ大臣と兼ねて就任。

 

ところが、このウデア=カステラ氏、公立校における教師不在による授業不足を理由に、自身の息子を私立校に転校させたことが、国内で大議論を醸すことに。

 

この事態を収拾すべく、大統領府はウデア=カステラ氏に代わり、ニコル・ベルベ元司法大臣を、新しい教育大臣として発表。

 

ベルべ氏は温厚な司法学者であり、最も繊細な教育大臣というポストにおいて、適切に任務を果たしてくれると期待される次第。

 

一方のウデア=カステラ氏も、スポーツ大臣としては任務を継続。今夏のパリ・オリンピック、そしてパラリンピックに全力を注ぐ予定。

 

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オリンピックを前に、スポーツ大臣が教育大臣を兼任だなんて、最初から無理な話で。

 

学校は学校で、宗教を巡り教師が襲撃に遭い、教員不足で教師が休んでも代替者が見つからない・・・など問題が山積み。

 

ウデア=カステラ氏の私情問題の前に、兼任と聞いた時点で、教育を軽視している、と思わざるを得ず。

 

 

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