パリの北西部、マント=ラ=ヴィル(Mantes-la-Ville)に住む母親が、自身の乳児に過度な強制摂食(gavé/force-fed)を行ったとして、司法の監視下に。

 

 

11か月の乳児は11月25日、バスルームの中で裸のままバケツの中に座らされ、母親によって食事を与えられていたところ窒息。駆け付けた救急隊員が、乳児の死亡を確認。

 

殺人の容疑で捜査が開始し、母親は1月16日に拘束されたものの容疑内容を否認。剖検の結果からは、誤嚥のほかに虐待を示す跡は見つかっておらず。

 

調べによると、西アフリカでは子供に対する強制摂食の習慣が存在するということで、母親はこの習慣に従い乳児をバケツの中に固定し、強制的に食事を与えていたと考えられる次第。

 

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西アフリカのモーリタニアをはじめとする「肥満が望ましい」とされる国々で、子供に無理やり食べさせる「ルブル」と呼ばれる、強制摂食の話を聞きました。

 

「自国の文化」なのでしょうが、果たしてフランスでその言い訳が通るか?11か月の乳児がこのような事故で亡くなるとは、痛ましい話です。

 

 

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