フランスの郵政公社「ラ・ポスト」が、オンライン買い物客のニーズに応えるべく、郵便局内に試着室を設置。

 

これにより、オンライン買い物客は郵便局で受け取った注文商品をその場で試着して、サイズが合わなければその場で返品(返送)できるという次第。

 

 

このサービスの試行に協力するパリ市内の郵便局には、郵便ポストを見立てたカナリア色の試着室(写真上)が登場。室内には椅子、鏡、棚が設置。

 

ラ・ポストでは、商品を受け取って間もなく、「サイズが合わない」と返品のために戻って来る顧客が後を絶たず、試着室の設置を考案。

 

「顧客の生活をより楽にするのが目的」とし、「郵便局を行ったり来たりする、時間の無駄を省くことができれば」と願う次第。

 

また電子通信の発達により書簡通信が激減している郵便局としては、小包事業で顧客の増加を狙うところ。

 

しかしこの動きに反対するのは、地元の小売店。この動きが全国的に展開されてオンラインによる買い物が促進されれば、「地元の経済は深刻なリスクを負うことになる」と、フランスの小売業協会は懸念。

 

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試着室を設置して、その場で返品ができるのであれば、商品の受け取りポイントもスーパーやタバコ屋でなく、郵便局にしますからね。郵便局の集客につながるわけです。

 

実際に利用する人がどれくらいいるか?今後の動きに注目です。村の郵便局にも、そのうち登場するのかな?

 

 

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