フランスのダルマナン内務大臣は木曜日、当局が2023年に出身国に強制送還した外国人犯罪者の数は4,686人であり、前年2022年より30%増加、2021年より倍増したことを発表。

 

 

フランスでは国外退去を命じられた個人が犯す犯罪が大事件に至るケースが続き、ダルマナン内務大臣が容易に犯罪者の強制送還ができる権限を当局に与えるよう訴えた、新しい移民法が国会を通過。

 

「1月末より移民法によって、強制送還される外国人の増加が大幅に加速するであろう」という新法は現在、憲法評議会(Conseil constitutionnel)で検討されている次第。

 

これが新法と認められれば、これまで対象から外されていた、「13歳になる前にフランスに到着し、フランス人配偶者を有する人々」に対しても、強制送還を命ずることが可能に。

 

多くの強制送還される外国人の出身地は、北アフリカ、サハラ以南のアフリカ、または中央ヨーロッパで、数年の懲役刑を終えた後に送還される形。

 

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両親と子供の頃にフランスに移住し、成人してから犯罪を犯した犯人を強制送還できない、という内務省当局のジレンマが、昨年報道されていましたからね。

 

 

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