2024年7月26日から8月11日までオリンピックが、8月28日から9月8日までパラリンピックが開催される予定のパリ。

 

 

開催期間中には、およそ1,500万人の訪問客が見込まれる次第。とはいえ、昨年夏だけでも、およそ990万人がパリを訪問。オリンピックの開催期間中は、パリを避けるという観光客もいるようだけれど、実際に避けるべきか否か?

 

飛行機

オリンピック開催期間中は高いと思われるものの、グーグル検索によると、ニューヨークとパリの往復便は10日間の周遊で平均821ユーロと、この時期にしては普通。しかし、ロンドンとパリは191ユーロと、通常の80~155ユーロより高め。ベルリンとパリ、東京とパリも、この時期にしては平均的な価格ということ。

 

電車

ロンドンとパリを結ぶユーロスターは、オリンピック開催期間中の金曜、土曜、日曜日に臨時電車を走らせ増便。切符はすでに販売開始。まだ片道54~74ユーロで購入が可能。

 

ユーロトンネルでフォークストンとカレーを結ぶシャトルを利用する場合、車1台につき通常片道115ポンド。まだこの価格で予約が可能。

 

競技の開催都市

競技が開催されるのは、パリだけではなく。リヨン、サンテティエンヌ、ニース、ボルドー、ナント、マルセイユも会場に。

 

パリ以外の観光

来年夏にアルプス、地中海、大西洋、はたまた田舎地帯を観光しようとする人々にとって、オリンピックはあまり関係なく。しかし、パリを通過するにはご用心。

 

宿泊施設

オリンピック開催期間中に、パリを訪問する場合、ホテルの予約はお早めに。値段も上がれば、満室になるのも早く。パリ市によると、1泊の平均価格は699ユーロと、昨年7月の169ユーロの4倍以上に。

 

観戦者数

売りに出されたオリンピック観戦チケットの3分の2が、フランス在住者による購入ということで、国内各地からパリに集まる人の数は多く。

 

セキュリティ

パリのあちらこちらが使用される今回のオリンピックでは、車のみならず、自転車や歩行も制限されるエリアが指定されるので確認する必要が。

 

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公共交通機関の運賃値上げ

7月20日から9月8日まで、メトロ、バス、RER、またはトラムで使用できる片道切符の値段が、2.10ユーロから4ユーロに上がる予定。10枚つづりの回数券は、16.90ユーロから32ユーロに。定期券の使用者や事前購入者は、差額を払う必要はなく。

 

閉鎖される観光地

競技の開催会場として、エッフェル塔、グラン・パレ、コンコルド広場も指定され、一般観光客の出入りが禁止に。

 

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開催期間中のパリ観光はままならないでしょうね。ただでさえ週末に大きなイベントがあると、ホテルが取れないパリですから。しかし、公共交通機関の値上げは、ちょっとひどい気がします。

 

 

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