フランスの国会で現在、過激派の移民を追放することが討議の焦点になっている移民法案は、上院(Senate )での討論会が終わり、下院(Assemblée nationale)での討論会を12月に控えているところ。
大きな議題は以下の通り:-
1、言語試験(移民は最低限の仏語を話せること)
2、共和国の価値を尊敬(これに同意すること)
3、医療関係者に対する特別な滞在許可証の発行
4、1年滞在許可証の更新回数に制限を設ける
5、家族移住の規制を強化
6、移民の子どもの自動国籍取得を廃止(申請化)
7、給付金の申請規制を強化(在住6か月から5年に)
8、不法移民への医療費補助の廃止
6、移民の子どもの自動国籍取得を廃止(申請化)を詳しく:-
現在フランスで生まれた移民の子供は、18歳になると自動的にフランス国籍を取得できるものの(droit du sol)、これを申請制度にするという話。
過激派の移民を阻止するという法案だけれど、フランス移住を計画している人に影響を与えるということで、注目されているところ。
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まだまだ検討、変更、修正が予定されているので、最終的にどうなるかわかりませんが。
5の規制で、家族が呼びにくくなる、6、フランスで生まれても、自動的には国籍が取得できなくなる、7、住宅手当や子供手当がすぐに申請できなくなる、という可能性。他人ごとではない、というところも多々。
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