フランスの多くの地域で不動産価格が低下しているものの、南部を中心に上昇を続けている地域も。
フランスの公証人(Notaires de France)は先週、今年第二四半期(4月~6月)における、フランス全土にわたり売却された不動産価格に関する最新統計を発表。
まずは、不動産の中でも、アパルトマンではなく、家屋の統計。
昨年と比べ不動産(家屋)価格が最も落ちたのは:-
アミアン(-9.8%)
オート=コルス(-8.8%)
シャルトル(-8.1%)
昨年と比べ不動産(家屋)価格が最も上昇したのは:-
カーン(+2.4%)
トゥーロン(+5.6%)
コルス=デュ=シュッド(+7.5%)
不動産(家屋)価格の中央値が最も高い都市は:-
コルス=デュ=シュッド(€484,000/7,903万円)
トゥーロン(€475,300/7,761万円)
リヨン(€430,500/7,029万円)
モンペリエ(€405,100/6,615万円)
マルセイユ(€398,500/6,507万円)
注)この統計では、パリとその郊外を区別しておらず、パリの家屋の中央価格は、郊外の家屋価格を合わせた平均値となるため低下。
不動産(家屋)価格の中央値が最も低い都市は:-
シャトールー(€136,500/2,229万円)
アミアン(€171,400/2,799万円)
リモージュ(€177,200/2,893万円)
注)この統計では、都市とその郊外を区別しておらず、都市の家屋の中央価格は、郊外の家屋価格を合わせた平均値となるため低下。
お次は、1㎡あたりの価格で見る、アパルトマンの統計。
昨年と比べ不動産(アパルトマン)価格が最も落ちたのは:-
ブールジュ(- 5.2% per m²)
パリ(- 4.4% per m²)
ナント(- 4.3% per m²)
昨年と比べ不動産(アパルトマン)価格が最も上昇したのは:-
コルス=デュ=シュッド(+12.2% per m²)
ニーム(+10.4% m²)
ニース(+9.9% m²)
不動産(アパルトマン)価格のの中央値が最も高い都市は:-
パリ(€10,130/165万円 per m²)
リヨン(€4,920/80万円 per m²)
ニース(€4,760/78万円 per m²)
不動産(アパルトマン)価格の中央値が最も低い都市は:-
サンテティエンヌ(€1,230/20万円 per m²)
ミュルーズ(€1,280/21万円 per m²)
ブールジュ(€1,410/23万円 per m²)
・・・・・
サンテティエンヌとミュルーズのアパルトマンは、昨年より価格が上昇。でも価格の中央値は、フランスで最も低い(1番目、および2番目)ということ。
一方、ブールジュのアパルトマンは、昨年より価格が減少。そして価格の中央値も、フランスで最も低い(3番目)という次第。
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