フランス当局は木曜日、シャンパーニュ地方にてブドウの収穫作業中に、4人の労働者が死亡したことを発表。

 

 

ランス(Reims)とシャロン=アン=シャンパーニュ(Chalons-en-Champagne)の検察の報告によると、2人の男性が収穫作業中に死亡。1人の女性が収穫作業中に目まいを感じた数日後に死亡、そして4人目が収獲用トラクターから落下し、怪我がなかったにもかかわらず、病院で死亡したということ。

 

検察は、いずれも事件の疑いはなく、解剖の指令は発していないとを発表。

 

シャンパーニュ地方では先週末、気温は34℃まで上昇。しかし検察は、高温と死亡の関連性については、コメントを拒否。とはいえ、地元の生産者らは暑さのせい(日射病)であると推測する次第。

 

およそ120,000人の労働者が、2週間に渡って収穫作業を手伝うシャンパーニュ地方では、「毎年1、2人が心不全、または動脈瘤で死亡する」という、生産者協会代表の話。

 

その理由の一つに、収穫作業にあたり、労働者の体力的な準備不足を挙げるところ。「朝食を食べて来ない、水分を摂取しない、薬を飲んで病気の治療にあたっている、シャツを着ないで作業をするなど、外作業に必要な形が備わっていない人たちがいる」と説明。

 

東フランスに34ヘクタールに渡り広がるシャンパーニュのブドウ畑では、16,000人以上の生産者が毎年、3億本のシャンパンを生産するところ。おもな輸出先は、アメリカを筆頭に、イギリス、日本、そしてドイツ。

 

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昨日サンテミリオンを通りましたが、収穫作業真っ只中。朝は涼しいですが、日中はまだまだ暑く。体に気を付けて元気に作業をしてもらいたいですね。

 

 

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