フランス中央山塊に位置するカンタル県はオーリヤック(Aurillac)の町を、トップレスで歩いた女性が逮捕されたことを受けて抗議が勃発。

 

その際に放火の損傷を受けた裁判所を視察したフランスのエリック・デュポン=モレティ司法大臣が、今度は性差別的な発言をしたとして批判されているところ。

 

 

マリーナと名前が公開された女性は先週水曜日、「性的露出行為」の疑いで警察に逮捕されたことに対し、「あまりに暑いので服を脱いだ。男性たちの半分が同様に、トップレスで歩いていた」と供述。

 

これを受けて土曜日、多くの女性を含むおよそ1,000人が、マリーナを擁護すべく、トップレスでオーリヤックの町中を抗議行進。

 

行進は穏やかに行われていたものの、一部の抗議者が裁判所の前で国旗を燃やし、裁判所内に侵入。内部でも、火を放ったと報告された次第。

 

この裁判所を視察したデュポン=モレティ司法大臣は月曜日、報道陣に向かって「今日、私に質問をする女性報道陣の中に、トップレスの女性はいない。トップレスになるほど暑くない、ということだろうか」と発言したことを、ジャーナリスト協会(Societe des Journalistes)が報告。

 

ジャーナリスト協会は、この大臣の発言を、ニュース局BFMTVで「不適切」と、TF1で「冗談を交えたとしても、性差別的で容認できない」と非難。

 

この苦情に対し大臣は、「根拠のないもの」とし、「我々はいかなる性差別的暴力とも戦う」という姿勢を強調。

 

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こういう事件に、皮肉発言は禁物ですね。

 

 

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