食品安全庁の報告によると、休暇用の貸家を含むフランス人世帯の10%に、トコジラミ(punaises de lits)が存在することが明らかに。

 

 

水曜日には国会の議題にも上り、左派のマティルド・パノ議員は政府に対し、この報告に対する早急な対応を要請。

 

トコジラミの蔓延は、しばしば夏の休暇が終わった(移動)後に発生。フランスの高級ホテルでも、被害が報告されるほど。

 

それでは、どのようにすれば、トコジラミの被害を受けずに済むか?対策はこちら:-

 

1、トコジラミの見つけ方(検出方法)を学ぶ

トコジラミの色は赤茶色で、サイズはリンゴの種くらいの大きさ。ベッドのシーツやマットに赤茶色の斑点(人の血を吸った後に排泄する血糞)があると、それはトコジラミのいるサイン。

 

2、部屋を点検する

トコジラミがいるのは、人間にアクセスしやすいベッドやソファ。明かりを避けて暗いところを好むので、隠れていることが多く。

 

まずは、ベッドを点検。シーツにシミがないかを確認。続いて、マット、ヘッドボード、マットの下の板も確認。家具も動かし、カーペットもめくり、血糞のシミがないかを確認。

 

3、スーツケースと衣服

スーツケースや衣服は、2の点検が終わるまで、ベッドや家具の上に置かないこと。スーツケースから取り出した衣服はタンスの引き出しに入れるのではなく、ハンガーにかけるかスーツケースに入れたままに。

 

4、60℃で洗濯

休暇から帰宅したら、トコジラミが入っている可能性を考え、スーツケースはベッドのそばに置かず、中身の衣類は60℃で洗濯。衣類はさらに、乾燥機に入れると効果的。高温なら15分で殺虫が可能。しかし卵を死滅させるには、60分くらいかかる可能性が。

 

中身を空けたスーツケースの殺虫には、ドライヤーかスチーマーを使用。とにかくトコジラミは、熱に弱いということ。

 

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旅行先でも気を付けなければいけませんが、旅行先から自宅に持ってこないように気を付けることが重要。

 

トコジラミは樟脳(カンフル:Camphre)のにおいが嫌い。旅行に携帯すべく、カンフル・オイル(Huile essentielle de Camphrier)、薬局で探してみます。

 

 

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