フランスの映画俳優アラン・ドロンの息子であることを訴えてきた、写真家のアリ(クリスティアン)・ブローニュ(60歳:母親はドイツ人歌手ニコ)の遺体が土曜日、パリの自宅で発見されたことを検察が発表。

 

アラン・ドロン

 

そして、遺体を発見した同居中のガールフレンド(58歳)が、「命の危機にさらされている人を助けなかった」として、警察に拘留。

 

遺体は腐敗が進んでいる状態だったというものの、近所の人は「(拘留された)女性を1週間前に建物内で見かけた」と証言しているところ。

 

死亡前、アリの健康状態は芳しいものではなく、ここ数年間、体が部分的に麻痺した状態で、車いす生活を強いられていたということ。近所の人は、アリが大量の麻薬を使用していたと証言。

 

アリの母親であるニコ(1933-1988)はドイツ人歌手で、アメリカのロックバンド『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド』に参加して一躍有名に。

 

アラン・ドロンは1960年代、ニコと関係を持ったものの、アリのことは自分の子供と認知しておらず。その代わりに、アラン・ドロンの母親であるエディット・ブローニュが、アリを正式に養子として迎えて育てた次第。

 

アリは母親の音楽ツアーに参加し、10代でしばしば映画にも登場。麻薬の世界にはまり、1988年に母親が死亡した後は、リハビリ施設に入って、精神科の治療を受けていた時期も。

 

アリはフランスで、父子認知請求を提出していたものの、アラン・ドロンの正式な居住地はスイスということで拒否。控訴は保留中で、アリの子供たち(24歳、17歳)が引き継ぐ可能性も。

 

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悲惨な結末ですね。

 

 

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