南仏はヴァール県にある人口40,000人の町、ドラギニャン(Draguignan)の教会が、雨不足につき神にお力添えを願う、祈祷行列(Rogations)を計画。

 

 

讃美歌と祈りを含むこの行進は、5月7日日曜日午後4時半にアングレ庭園(Jardin d’Anglès)を出発。フレジュス=トゥーロンの司祭であるモンセニョール(Monseigneur Rey)と、リシャール・ストランビオ市長に、地方議会議員が出席予定。

 

また雨不足に悩むエリアの住民が招待されており、これには雨を切に願う農家、マルシェ商人、そしてワイン生産者が含まれるところ。

 

「教会にとって、祈祷は一般に行われる、みなの支持を得た、厳粛な祈り」という、教会のデュドネ・マソマ司祭は、「キリスト教徒が、雨不足などの問題を抱えた時、神にお力添えを願うもの」と、地元紙ヴァール・マタンに説明。

 

伝統的な祈祷行列は、昇天祭(2023年は5月18日木曜日)の前後に行われるもの。「昇天祭前の3日間、一般に人々は豊作を願い神に祈りを捧げるもの。キリストの信仰では、神は常に願いを聞き入れてくれる」と解説。

 

ヴァール県には干ばつに対する警報が発令されており、水の使用規制が敷かれるところ:-Les mesures d’interdiction et de restriction de l'usage de l'eau dans le Var - L'Etat dans le Var - Préfecture de Toulon (83)

 

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夏を前に干ばつ警報とは、深刻です。

 

祈祷行進の習慣が残っているとは!豊作を神に祈る習慣は、日本にもありますね。

 

 

 

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