外国人がフランスに来て、驚くほど高い物もあれば、うれしいことに安い物も。
驚くほど高い物
1、洗剤
フランスの洗剤が高いのは、TVA(taxe sur la valeur ajoutée)の税率が20%と高いから。
2、電球
2023年の調査では、60wのLED電球2個入りが、フランスのモノプリでは12.50ユーロ(1780円)であるのに対し、イギリスのセインズベリーズ(Sainsbury's)では5ポンド(800円)で販売。
3、タオル
アメリカのターゲットに行くと3~10ドル(400~1320円)で購入できるバスタオルが、フランスのモノプリでは最低でも8~13ユーロ(1140~1850円)。
4、ペンキ
フランスのホームセンター、ルロワ・メルラン(Leroy-Merlin)では、白い内装用ペンキ1リットルが30ユーロ(4300円)であるのに対し、イギリスでは有名ブランドでも5~20ポンド(800~3210円)ほど。
5、本
フランスの本は本屋でもネット購入でも、イギリスやアメリカより高く、ペーパーバックの平均価格は11.50ユーロ(1630円)。
うれしく感じる安い物
1、コンドーム、避妊用品
2023年1月1日より26歳未満に対し、フランスは避妊用品を無料提供。18~25歳の男性は、薬局でコンドームの無料提供を受けることが可能。
2、美術館
若者に国立美術館の常設展示品を楽しんでもらうべく、18~25歳は入館無料。また多くの都市が、一般訪問者に対し、無料となる曜日を設定。パリは、毎月第一日曜日が入館無料。
3、パン
ユネスコ世界遺産(無形文化遺産)に登録されたバゲットは、庶民が安心して購入できる価格。とはいえ、1ユーロ(140円)を超えることのなかったバゲットも、2023年には光熱費と原料費の上昇により値段は上昇傾向。
4、ワイン
フランスのワインは、1本平均6.50ユーロ(920円)。テーブルワイン(vin de table)となると、1リットル1.50ユーロ(210円)で提供するところも。
5、電気代
光熱費が上昇する中、フランスはヨーロッパの中では、一般家庭の電気代が安い方。フランスは、原子力発電がさかん。電力の70%を、自国の原子力発電で賄うところ。
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洗剤、電球、タオル、ペンキ、高いですね。どれも最初は驚きました。以前はよく、隣国スペインやイギリスから買って帰ってきましたが。今は、どこも高いのかな。
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