亡くなった英国のエリザベス女王が愛した犬種、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(Pembroke Welsh Corgi)がフランスにおいて、過去3年で最高の売上を記録。

 

 

女王が亡くなり、このブームはさらに拍車がかかっていると、ブリーダーが語るところ。

 

一方、もう一種のコーギーである、ウェルシュ・コーギー・カーディガン(Cardigan Welsh Corgis)は、売上に上昇が見られるものの、さほどではないということ。

 

2012年に135匹だった、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの誕生数は、2019年に686匹、2020年に785匹、そして2021年に1,010匹まで上昇。

 

ブームのきっかけは2012年に開催された、エリザベス女王の在位60周年を祝う、ダイヤモンド・ジュビリー。国際的に報道されたこの英国王室イベントで、女王とコーギーの深いかかわりが明らかになり、多くのフランス人が胸を打たれたという次第。

 

以来、2012年のロンドン五輪では、エリザベス女王がジェームズ・ボンドのお迎えで、開会式に登場するというドラマにて、ロイヤル・コーギーたちが登場。さらにテレビの宣伝に出演し、インスタグラムで大人気を博するという状況。

 

「ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの購入は現在、順番待ち状態」という、Corgis et Heeler Club de Franceの代表は、「1日に2、3件の購入に対する問い合わせが入る」というほど。

 

価格は、1匹1,800~2,500ユーロ(26万~35万円)。Livre des origines françaisの血統書付きだと、3,000ユーロ(43万円)まで上ることも。

 

この過剰な需要を前に、悲しい現実も。登録していないブリーダーが増え、正確なウェルシュ・コーギー・ペンブローの誕生数は把握できず。2021年の1,010匹というのも、登録されたブリーダーが報告する最低誕生数。

 

また売買は、オンライン掲示板のLe Bon Coinにも登場。「多くのブリーダーが、金目当て」ということ。

 

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人気が上昇しすぎて、手に負えない状態に。

 

 

 

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